学校の先生には視えないこと の商品レビュー
学生の頃だろうとは思うが、いつ手に入れた本なのか、全く覚えていない。 タイトルがいいなぁ。と思う。 それぞれの立場で視えることと視えないことがあるのは当然で、最近読み直した。 ザッと読んでさぞかし古い本かと思えば、1998年の本。 私も学校教育を受けている時代! 差別的なこと...
学生の頃だろうとは思うが、いつ手に入れた本なのか、全く覚えていない。 タイトルがいいなぁ。と思う。 それぞれの立場で視えることと視えないことがあるのは当然で、最近読み直した。 ザッと読んでさぞかし古い本かと思えば、1998年の本。 私も学校教育を受けている時代! 差別的なことや、暴力的なことは、ここ30年で改善されたのだなぁと思う。いや、今こんなことないよ。っていうことがたくさん書いてあった。 しかし、まだまだ変わっていない部分もある。 筆者が訴えている、『先生以外の「異視線」によって、学校が一般社会と地続きに』は、今もなお実現されていない。 今も色々な立場の人が学校には関わっているし、その人たちは一生懸命働いている。 その人達の不平不満はあまり聞こえてこない。 更に、学校に関わる人たちはどちらかと言えば「学校に理解がある」価値観の人が集まっているとも言える。 『一般社会と地続きに』はさらなる改革が必要だ。
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最近は、藤井誠二さん縛りで、読んでいます。ノンフィクションが好きだと思えてきたんです。第二章の教師たちの「想像力」がやはり目を引いた。高校時代まで通名で隠し通していた在日コリアンの先生が、教育実習で本名を名乗り、差別についての授業をする。ベタですが、痺れました。まだまだ本名を名乗...
最近は、藤井誠二さん縛りで、読んでいます。ノンフィクションが好きだと思えてきたんです。第二章の教師たちの「想像力」がやはり目を引いた。高校時代まで通名で隠し通していた在日コリアンの先生が、教育実習で本名を名乗り、差別についての授業をする。ベタですが、痺れました。まだまだ本名を名乗れず、隠してある在日コリアンもいるんだね。 「寝た子を起こすなという発想は、自分が逃げるその口実にしかすぎない。」 「生徒も『差別はいけない』とか言うだけで、自分の生き方としてどうなのかというと何も変わらない。」 用務員さんのお話も、第一章も大変素晴らしかった。子供は座って先生を待っている上に、先生が来たら立たなくてはならない。そんなのおかしいとアメリカ人の先生は言う。あの場では、立場は同じはずだ、と。 2016.10.21.
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ページ数の関係で裏付けの無い意見だけだったので読むのを中止。 でも中で在日朝鮮人の人が理解ない先生たちを批判していたけどそれって特殊なケースだから最初から適切な対応してくれないの当然じゃないかな? 一度談判しないと‥ でも“授業で在日問題についての話があったとき私はバレないかと背...
ページ数の関係で裏付けの無い意見だけだったので読むのを中止。 でも中で在日朝鮮人の人が理解ない先生たちを批判していたけどそれって特殊なケースだから最初から適切な対応してくれないの当然じゃないかな? 一度談判しないと‥ でも“授業で在日問題についての話があったとき私はバレないかと背筋の凍る思いだった”“ずっとずっと日本人として生きてきたのに外国人登録をさせられたり選挙権がなかったり‥”
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学校にいるのは「先生」と「生徒」。 だけじゃなくて、実は「先生」じゃない大人もいる。 先生とも生徒ともちょっと違う立場だから見えてくることがある。 教員や親は読んでおくべし。ついでに生徒も読むといい。
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