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運慶とバロックの巨匠たち の商品レビュー

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2020/02/16

知らない世界は広いものだ! タイトルにもみて取れるように、西洋美術の観點から日本の仏教美術を紐解く。基本的なスタンスは、仏教「美術」であるのに、史実第一主義ばかりで、「作風」といった「芸術」の側面を軽んじる日本の美術史界への痛烈な批判。 (網羅的に見たことがあるわけではないが)...

知らない世界は広いものだ! タイトルにもみて取れるように、西洋美術の観點から日本の仏教美術を紐解く。基本的なスタンスは、仏教「美術」であるのに、史実第一主義ばかりで、「作風」といった「芸術」の側面を軽んじる日本の美術史界への痛烈な批判。 (網羅的に見たことがあるわけではないが)個人的印象として運慶と快慶を並べると、運慶により躍動感を覚える感性を著書と共有できたのは素直に嬉しい。 子の湛慶、名前は聞いたことがあったが、ここまでの仏師とは知らなんだ。難陀龍王などは、ウェブではゴットウォリアーとも稱されているが、極めて現代的だ。 「#運慶とバロックの巨匠たち」(弓立社、田中英道著) Day89 https://amzn.to/2SJhEcM 難陀龍王畫像リンク https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn%3AANd9GcQZ-5OHmKwkuo-kFz2Mizd4zeQ_S7kVGAiTdUlT2kloKdUXikif

Posted byブクログ