わかる・使える関節マニピュレーション の商品レビュー
各手技(マニピュレーション)の目的 ・関節の遊び、可動性の増大 ・関節の痛みの軽減 ・関節構造への栄養供給の増大
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入門レベルの理学療法の学生が、臨床での補助に使うマニュアル。四肢・脊椎のマニピュレーションおよびモビリゼーションを伴う評価・治療技術のより深い理解を求める学生や医師の学習を助ける。(Amazon.co.jp) 今回は、少し専門的な話になってしまうが関節の話をしようと思う。我が店...
入門レベルの理学療法の学生が、臨床での補助に使うマニュアル。四肢・脊椎のマニピュレーションおよびモビリゼーションを伴う評価・治療技術のより深い理解を求める学生や医師の学習を助ける。(Amazon.co.jp) 今回は、少し専門的な話になってしまうが関節の話をしようと思う。我が店舗であるボディケアサロンにも、色々な症状を持ったお客様が来店される。例えば、五十肩・腰椎ヘルニア予備軍・坐骨神経痛など。施術で筋肉疲労を緩和したとしても、上記の特定症状がある場合はなかなか楽になることは難しい。主訴の原因が関節にあるケースが多々あり、即効性ある施術を心掛けるならば関節面へのアプローチは不可欠になる。 そんな認識も踏まえて本著を読み進めてみた。理学療法士向けの学術書といった内容でかなり堅苦しいが、テクニックの多さに驚く。特に四肢(手足)の各関節のアプローチ方法が豊富で、応用できそうなテクニックがたくさんある。本著はオステオパス的に言えば直接法になると思うのだが、これぞ基本施術・定石方法といったところだろう。チャプターも部位別に細かくカテゴライズされているので、施術者としては貴重な教科書となる。 ウチのスタッフ達も、関節アプローチは更なるレベルアップを促しているので、本著を読むように奨励している。基礎知識をある程度理解できるようになれば、定期的に実践研修をしようと思っている。スタッフ達も貪欲に吸収してくれているので、私もつられて感化されるのだろう。意義のある研修にしていこう。
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