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屍鬼(上) の商品レビュー

4.1

198件のお客様レビュー

  1. 5つ

    75

  2. 4つ

    68

  3. 3つ

    41

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    2

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2011/02/19

小野不由美の長編ホラー小説の最高傑作!! 上巻では舞台となる”外場村”で多くの快事件が起こるが、その真相は謎に包まれたままです。ストーリーの設定、登場人物などの基礎の組み立てがメインです。 しかしこの著者の文章は非常に丁寧で障りがありません!! また読者をより小説内に引き込み...

小野不由美の長編ホラー小説の最高傑作!! 上巻では舞台となる”外場村”で多くの快事件が起こるが、その真相は謎に包まれたままです。ストーリーの設定、登場人物などの基礎の組み立てがメインです。 しかしこの著者の文章は非常に丁寧で障りがありません!! また読者をより小説内に引き込み、読ませる文章の力を感じました!!

Posted byブクログ

2011/02/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。重い、実に重い…! 坂を転がり落ちるように物語は展開していく。転がった先に、何も用意されていない。それが本当にこわい。あのなかで、誰が正しいのか、まともなのか、悪なのか、鬼なのか、それを最後までおしえてもらえないのが本当に、こわい! 読後、膝を抱えてじっと椅子のしたにこもってしまうような終わり方です。面白いです。怖いです。人間て!

Posted byブクログ

2011/02/03

上巻は冗長に感じたけれど下巻はどんどん引き込まれ、最後まで読みきったら上巻での描写が大切だったのだと気付かされました。 人間の集団心理や脆さ、恐ろしさに直面させられる重厚な一作。

Posted byブクログ

2011/04/03

マンガとアニメのラストのイメージが先行してるせいで 遅々とした展開がつらい。 早く面白くなって・・・! 20110129 長い長い道のりで読了。 やっと面白くなってきた。 沙子に惹かれる気持ちがわかります。 20110403

Posted byブクログ

2014/03/20

ものすごい分厚さ!そして登場人物が多い。 けど読んでいくうちにある程度主要人物がわかってくるし、展開に惹きこまれる。

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2011/01/13

上下巻を読んだ感想です。 この上巻では人物紹介を兼ねてジワジワと話が進んでいきます。 それがまた怖い怖い!まだ上巻の時点では村の異常の原因もわからないまま淡々と話が進んでいく感じ。ただ物凄く引き込まれる設定で、民俗学が好きならばこの村の風習なども興味深く読まれるでしょう。俺はこの...

上下巻を読んだ感想です。 この上巻では人物紹介を兼ねてジワジワと話が進んでいきます。 それがまた怖い怖い!まだ上巻の時点では村の異常の原因もわからないまま淡々と話が進んでいく感じ。ただ物凄く引き込まれる設定で、民俗学が好きならばこの村の風習なども興味深く読まれるでしょう。俺はこの手の話が大好きなので、肝心のホラー部分が無くても楽しめそうです。

Posted byブクログ

2010/12/29

かなり重厚な作品、吸血鬼と蘇りな要素を合わせたミステリー作品。漫画にもなってますが、ついつい読んでしまう展開に孤立していく登場人物、手にして損はない作品です

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2012/07/18

ずっと気になっていて、でも冊数が多くてなかなか手を出せずにいた本。 結局文庫で購入。 しばらくは何もない田舎の村の様子ばっかで、とにかく進まない。 ただ、異変は確かに村の端々で起きていて、徐々に死の気配が濃厚になっていく。 気づいた村人たちは個人で、または仲間と協力してその...

ずっと気になっていて、でも冊数が多くてなかなか手を出せずにいた本。 結局文庫で購入。 しばらくは何もない田舎の村の様子ばっかで、とにかく進まない。 ただ、異変は確かに村の端々で起きていて、徐々に死の気配が濃厚になっていく。 気づいた村人たちは個人で、または仲間と協力してその正体を探るけど、1人、また1人と異変にのまれていく。

Posted byブクログ

2019/01/16

作中作で始まる出だし。これが本作以上に重厚で哲学的な為、かなりとっつき難い。加えて登場人物が多く、こいつ誰だっけという感じである。 しかし一度世界に入り込めれば随所に挿入される作中作は、村の現状の暗喩であったり、作者の静信の心中を描いており、作品に深みを与えてくれているし、多く...

作中作で始まる出だし。これが本作以上に重厚で哲学的な為、かなりとっつき難い。加えて登場人物が多く、こいつ誰だっけという感じである。 しかし一度世界に入り込めれば随所に挿入される作中作は、村の現状の暗喩であったり、作者の静信の心中を描いており、作品に深みを与えてくれているし、多くの登場人物によって閉鎖された村と言う舞台が余す所無く紙上に再現されているのではないかと思う。 上記の雰囲気により村を包囲する死と謎の恐怖がより実体を持って読者に迫ってくる。 下巻の期待大。

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2019/01/16

辞書のような重みになかなか手が出せなかった本。藤竜さんの同名漫画を2巻読んでから、思い切って手に取りました。最初は村の雰囲気みたいなのに慣れるまで、読みにくかったけれど、漫画で主要人物は押さえていたので、ドンドン読めちゃいました★恐いもの見たさというか、確実に近づいてる何かが早く...

辞書のような重みになかなか手が出せなかった本。藤竜さんの同名漫画を2巻読んでから、思い切って手に取りました。最初は村の雰囲気みたいなのに慣れるまで、読みにくかったけれど、漫画で主要人物は押さえていたので、ドンドン読めちゃいました★恐いもの見たさというか、確実に近づいてる何かが早く知りたくて、あっと言う間!作者に踊らされて読んじゃった気がします。

Posted byブクログ