問題行動と育てるカウンセリング の商品レビュー
教育相談で学んで購入した本。実際に、不登校が起きた時に、担任にこの本…と渡したけど、理解不能だった。学んでいないと、体育の先生は力でうなづかせて終わらせようとする。
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『問題行動は欲求の満たし方が下手だから生じる。それゆえ、何がどうなればよいか、そのためにはどうすればよいかを考えればよい。』ここにまず目が行った。生徒一人ひとり生まれ育った環境(遺伝・家庭・地域・学校)が異なるわけで、表立った問題を一つ起こしたとしても、その原因を簡単に見い出せる...
『問題行動は欲求の満たし方が下手だから生じる。それゆえ、何がどうなればよいか、そのためにはどうすればよいかを考えればよい。』ここにまず目が行った。生徒一人ひとり生まれ育った環境(遺伝・家庭・地域・学校)が異なるわけで、表立った問題を一つ起こしたとしても、その原因を簡単に見い出せるわけではないし、解決策もすぐに功を奏さないことも多い。生徒一人ずつこれまで通ってきた道が違うのだから当たり前なのだけれど、“絶対正解である”という解決策なんては本当にないし、指導する際の思い込みは危険なことを自戒していられるようにしたい。これまでも頭ごなしに扱うことは避け、話を聞き、意識を共有しあうことの大事さを感じてはいるけれど、もう少しステップアップしたい。この本を読んで改めて思った。そして、簡単に教師の言うとおりに何でも従う、というのが“良い子”を指す訳でもないということ、人間を育てるということはものすごく難しいバランス、人間関係の上で成り立っているのだなぁと思った。余裕をもって、息の長い根気で、生徒と向き合っていきたいと思う。義務教育でない普通高校だといろいろ制約があって難しいこともあるけれど、がんばりたい!
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