農人日記 の商品レビュー

秋山豊寛(著者)

2019/12/01

秋山さんは、日本人初の宇宙飛行士でしたが、TBS退社後は農業をやっていたようです。その体農業験記がこの本です。宇宙に行くために様々な訓練を受けた秋山さんですが、農業は訓練も無くぶっつけ本番で色々苦労したらしい。今は何をしているでしょうか。

2009/10/04

日本初の宇宙飛行士といえばこの方、この本の著者・秋山豊寛氏でした。ＴＢＳの現役社員だった秋山氏は、ソ連（当時）のソユーズ宇宙船で旅立ち、真っ黒こげの帰還船で大地に戻ってきたのでした。当時、自分は小学生でしたが、我がクラスは担任の先生から、絵を描こうが、漢字・計算練習しようが本人任せという【何をしてもいいノート】の提出を課されており、テーマにするには絶妙のタイミングだった宇宙飛行プロジェクトをレポートするため、ビデオ録画の方法を覚え、色鉛筆を使い切る勢いで宇宙船の絵を描き、いまどう頑張っても出せない情熱でもって、帰還までを追っていた思い出があります。話がそれましたが、本書は、その秋山氏がテレビ局を辞め本格的に農業をしているという、書店でひと目みるなり衝撃をくらった一冊でした。【宇宙飛行士→農業家】という足跡が、小野田寛郎氏の【帰国→ブラジルへ渡り牧場経営】と、共通するところがあるといったら強引かもしれませんが、簡単に真似の出来ない経験と、その後の新たな分野への挑戦をされた方から発せられる言葉というのは、余計な修飾を必要とせず、経験に裏打ちされた言葉を受け取る我々の想像力も豊かになるのでは・・・なんて思ったりします。

2009/10/04

日本初の宇宙飛行士といえばこの方、この本の著者・秋山豊寛氏でした。ＴＢＳの現役社員だった秋山氏は、ソ連（当時）のソユーズ宇宙船で旅立ち、真っ黒こげの帰還船で大地に戻ってきたのでした。当時、自分は小学生でしたが、我がクラスは担任の先生から、絵を描こうが、漢字・計算練習しようが本人任せという【何をしてもいいノート】の提出を課されており、テーマにするには絶妙のタイミングだった宇宙飛行プロジェクトをレポートするため、ビデオ録画の方法を覚え、色鉛筆を使い切る勢いで宇宙船の絵を描き、いまどう頑張っても出せない情熱でもって、帰還までを追っていた思い出があります。話がそれましたが、本書は、その秋山氏がテレビ局を辞め本格的に農業をしているという、書店でひと目みるなり衝撃をくらった一冊でした。【宇宙飛行士→農業家】という足跡が、小野田寛郎氏の【帰国→ブラジルへ渡り牧場経営】と、共通するところがあるといったら強引かもしれませんが、簡単に真似の出来ない経験と、その後の新たな分野への挑戦をされた方から発せられる言葉というのは、余計な修飾を必要とせず、経験に裏打ちされた言葉を受け取る我々の想像力も豊かになるのでは・・・なんて思ったりします。