密室・殺人 の商品レビュー
’21年9月19日、読了。図書館本を、利用。 いやぁ、面白かった!うなった!さすが、小林泰三さん!お見事! トリックも、ホラー的な要素(?)も、素晴らしかったですが…個人的には、好きなキャラが作中に登場したのが、嬉しかった!「岡崎徳三郎(徳さん)」と「新藤礼都」。新藤は、この...
’21年9月19日、読了。図書館本を、利用。 いやぁ、面白かった!うなった!さすが、小林泰三さん!お見事! トリックも、ホラー的な要素(?)も、素晴らしかったですが…個人的には、好きなキャラが作中に登場したのが、嬉しかった!「岡崎徳三郎(徳さん)」と「新藤礼都」。新藤は、この作品で初登場みたいですね。徳さんも、これが初、なのかな? 四里川探偵と四ツ谷助手、彼らも他の作品に登場しているのだろうか?他にもあるなら、是非読んでみたいです! さすがの「小林クオリティ」だったと思います! あと、感想ではないですが…p282の8行目、西条弁護士が仁科達彦に、「そ、そんな、西条さん、どうして〜」と話す箇所がありますが…ミス?平成10年7月30日発行の、初版本です。気になる☜ (↼_↼)
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探偵四里川に命じられて、助手の四ッ谷礼子は雪山のホテルへ殺人事件の調査に赴く。密室からの死体消失。密室はどのように作られ、また死体は抜け出したのか? 探偵の消去法推理の対するアプローチや立ち振る舞いに麻耶みを感じてしまった。これは好きな作品だ。 著者にはホラーのイメージがあった...
探偵四里川に命じられて、助手の四ッ谷礼子は雪山のホテルへ殺人事件の調査に赴く。密室からの死体消失。密室はどのように作られ、また死体は抜け出したのか? 探偵の消去法推理の対するアプローチや立ち振る舞いに麻耶みを感じてしまった。これは好きな作品だ。 著者にはホラーのイメージがあった為、もっとエログロにぶっ飛んでいるのかと思ったらそんなことはなかった(あくまでも私の範疇) しっかりとした本格ミステリであり、密室も含め、地味ながらよくできています。 好感の持てない登場人物ばかりで、彼ら彼女らならとんでもトリックやりかねないぞと。相応なキャラばかりで大いに楽しめました。 時折はさむ既視感や異様な空気の違和感にビクビクしながらも、解決編で味わう解放感はなんてエモいのでしょうか。はじめて感じたエモいですはい。
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著者らしくない本格ミステリ。 思わせぶりな描写が多く、もう少しコンパクトにまとめられたとは思うが、なかなか楽しめた。 探偵助手のキャラと程よいユーモアが読みやすかった。
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なんだかなぁ。というのが読んだ直後の感想。 登場人物全部が中途半端な感じであまり魅力を感じない。 そして「徳さん」と呼ばれる村のおじいさんの位置づけがよくわからなかった。もっと重要な役回りをするキーマンかとおもいきや、そうでもなく。 主人公である探偵助手か主人公が先生と呼んでいる...
なんだかなぁ。というのが読んだ直後の感想。 登場人物全部が中途半端な感じであまり魅力を感じない。 そして「徳さん」と呼ばれる村のおじいさんの位置づけがよくわからなかった。もっと重要な役回りをするキーマンかとおもいきや、そうでもなく。 主人公である探偵助手か主人公が先生と呼んでいる探偵、あるいは警部さんが少しは魅力的であれば、もう少しおもしろかったのになぁ。
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密室・殺人にある「・」とは。ホラー一点張りだった小林泰三が描く本格ミステリー。最後のオチも参った満足です。
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