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種をまく人 の商品レビュー

3.9

41件のお客様レビュー

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2011/03/07

ここにレビューを書きました。 http://blog.goo.ne.jp/luar_28/e/be25ab27423610a4aba393b409270ced

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2011/02/09

高校生の頃に読んだ思い出の本。図書室で適当に本を選んでたら、この本が自分を呼んでいるような気がして手にとった。 一人の少女がゴミだらけの空き地でマメを育て始め、それが色々な人に影響を与え、連鎖していく。 内容の素晴らしさもさることながら、自分にとっては思い入れの深い本なのです。い...

高校生の頃に読んだ思い出の本。図書室で適当に本を選んでたら、この本が自分を呼んでいるような気がして手にとった。 一人の少女がゴミだらけの空き地でマメを育て始め、それが色々な人に影響を与え、連鎖していく。 内容の素晴らしさもさることながら、自分にとっては思い入れの深い本なのです。いつか絶対に買おう。

Posted byブクログ

2010/08/21

前年の落ち葉は、読みかけの本にはさんでおいたしおりのようなものですね。(p.91) 「ブックマーク」てな題をつけたミニコミを作ってるせいか、こんな一文が心に残る。 ヴェトナム出身の「キムの話」に始まり、「フローレンスの話」まで、十数人の「話」を通じて、それぞれの視点から見...

前年の落ち葉は、読みかけの本にはさんでおいたしおりのようなものですね。(p.91) 「ブックマーク」てな題をつけたミニコミを作ってるせいか、こんな一文が心に残る。 ヴェトナム出身の「キムの話」に始まり、「フローレンスの話」まで、十数人の「話」を通じて、それぞれの視点から見た地域の空き地の風景が描かれる。その空き地に、それぞれが種をまき、あるいは水をやり、何かを育てていくなかで、年齢も人種も民族もさまざまな人たちが、顔見知りになり、言葉を交わし、知恵をかりあい、採れた野菜や花をゆずりあいながら、同じ場でともに時間をすごしていく。 そうやって一つの場が、日々生い育つものに同じように心をかたむける人たちの間につながりをつくっていく。 たとえばミスター・マイルズをできるだけ外につれだそうとしているヘルパー、ノーラの話。 車椅子のミスター・マイルズが畑仕事をできる工夫をノーラは考え、ミスター・マイルズは種をまき、花を育てはじめた。ある日、夕立がやってきて、畑に来ていた他の人たちと一緒に近くの軒先まで走ったミスター・マイルズとノーラは、たちまち皆と知り合いになった。 ▼…言葉は通じなくても、共通のものがたくさんありました。まずお天気。それから、害虫。それに、そもそも同じ場所で仕事をしているわけですし、なんといっても最大の共通点は、野菜の育ちぐあいを気にかける「親心」だったと思います。  その夕立の日以来、たまに二、三日畑に行けない日が続いて、そのあとようやく出かけていくと、いろんな人から、「どうしました? だいじょうぶですか?」などと、声をかけていただくようになりました。種のように、わたしたちも、この畑に根を下ろしたんですね。(pp.68-69、「ノーラの話」)

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2010/07/31

この本を出しているのは児童書の出版社で、よく児童書でもおすすめの本に上がるのだけど、この本の世界が分かるのは少なくとも高校生ぐらいからかなあ・・・。ある1人の女の子が埋めたライマメの種。そこから人や想いがつながってつながって。

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2009/10/04

TOUCHING WORD for Future Generations : どうにもならないことを一日じゅう考えているより、畑をつくるほうがよっぽどましだ。 http://www.touchingword.net/detail.php?id=1083

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2009/10/07

はじまりは小さな種だった。貧民街のゴミ溜めが生まれ変わる……人種、年齢の異なる13人のモノローグで綴る「天の楽園」創造の記。

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2011/07/16

アメリカ、クリーブランドのある貧民街の片隅のゴミ捨て場となっていた空き地に4月のある日、一人のベトナム人の少女が種をまいた。彼女が種をまいたのは父親の死んだ後に生まれた彼女には思い出して悲しむ父親との思いでもない、そんな父親がしていたように種をまいた父親と通じるものがあるかもしれ...

アメリカ、クリーブランドのある貧民街の片隅のゴミ捨て場となっていた空き地に4月のある日、一人のベトナム人の少女が種をまいた。彼女が種をまいたのは父親の死んだ後に生まれた彼女には思い出して悲しむ父親との思いでもない、そんな父親がしていたように種をまいた父親と通じるものがあるかもしれないと思ったから。様々な人種のそれぞれがちょっと悲しい境遇にある人たちがそれぞれの思いでそこに種をまく。やがてゴミが片付けられたそこには世界の縮図のようにいろんな畑ができていく。いつかお互いに助け合い語り合うようになった人々。癒されたり希望を持ったり理解しあうようになったり。畑作りがみんなを変えていく。それぞれの事情が悲しくって、アメリカという国の問題がそこにはある。それが畑に種をまき作物を育てることで変っていく人々。泣きたくなるような過去をそれぞれがそれぞれの思いをこめた作物を作りながら乗り越えていく。・・・花作りには、サスペンスも、悲劇も、予想外の展開もあります。大地から生まれた長編連続ドラマと言ってもいいくらい・・・本当に短いお話で、なのに希望がある話。心が温まる。なのに、最後に書かれた訳者のあとがきで私は打ちのめされてしまう。・・・このお話の舞台クリーブランド市以外は全て作者の創作です。・・・そうか、そんな畑は存在しないのか。そんなふうに人が癒され救われ、みんなが繋がりあうことが出来る畑は想像の中にしかないのか。でも、私は種をまきたくなった。世界が変わることはないかもしれないけれど、気持ちは豊かになる。私の小さな家庭菜園や花畑では今ようやく芽が出始めたばかりだけど、私はもうわくわくしている。そのわくわく感をもっと誰かと分け合えるかもしれない。この物語を読んだ多くの人も、そんな気分になってくれたら嬉しいのに。

Posted byブクログ

2011/12/31

クリーヴランドはいろいろな国の人が住む貧しい町。そこになる空き地はゴミ捨て場になっていた。 しかし、少女のまいたマメの種が、バラバラだった人たちを一つにする。  見覚えのある題名だったので、手にとってみました。言葉が通じなくても、大丈夫なんだと思いました。

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2009/10/04

「良いことは連鎖する」。少女が空き地にマメの種を蒔いたことから地域コミュニティ("us"という意識)が生まれる話。

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2009/10/04

え〜まずはじめに断っておきますが 持ってません!!(死 ただ図書館で借りた時に心に残ったので… 感想はこちらhttp://d.hatena.ne.jp/NMFB/20051030/1132724703

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