上泉伊勢守信綱 の商品レビュー
丹念に調べて書いたという書物。戦国の世の混沌とした中に生き、現代につながる剣の一流を築き上げる。それはひとえに諸国を巡り人を育てたからこそ。
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■内容 (格言:「剣の心は人を活かすにあり」) 上杉・武田・北条の草刈場、風雲うずまく上州の上泉の小城に生まれる。 剣豪愛洲移香斎に導かれた天才剣士信綱は、 若き日の信玄を手玉に取る、箕輪城主・長野業政の旗下で修羅の戦場を駆けめぐる。 信玄は、長野業政の箕輪城を幾度となく攻める...
■内容 (格言:「剣の心は人を活かすにあり」) 上杉・武田・北条の草刈場、風雲うずまく上州の上泉の小城に生まれる。 剣豪愛洲移香斎に導かれた天才剣士信綱は、 若き日の信玄を手玉に取る、箕輪城主・長野業政の旗下で修羅の戦場を駆けめぐる。 信玄は、長野業政の箕輪城を幾度となく攻めるが、その度に敗退。 箕輪城攻めは長野業政の死を待つことにする。 長野業政の死後、長野家が信玄に滅ぼされ、敗軍の将達を味方に組み入れた。 上泉信綱も信玄に麾下に入るように引き止めるられるが、それを振り切り 自ら拓いた新陰流をひろめる旅にたった。 上泉信綱は伊勢の北畠具教・大和の宝蔵院胤栄、柳生石州斎と試合いをして勝つ。 彼等の師となり剣豪将軍義輝を指南、天皇の前で深遠な剣技を演舞。 真剣白刃取りの秘技とは? すべての道の開眼に通じる究極の剣の奥儀とは? 史上最高峰の剣聖、上泉信綱の生涯が描かれていた。 「武士」とは、「剣技」とはということを考えさせられる一冊でした。 結構お薦めです★
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