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2009/10/04

天正10年6月2日、紅蓮の炎に包まれる本能寺を見た人々は信長の死を受け入れた。 しかし、信長は生きていた! 乱世を走り抜けてきた彼は自分の手で安定に向かう日本より、イスパニアの宣教師から聞いた今まだ戦乱に包まれる欧州に興味を抱いたのだ。 そして彼は日本から姿を消し、少数の精...

天正10年6月2日、紅蓮の炎に包まれる本能寺を見た人々は信長の死を受け入れた。 しかし、信長は生きていた! 乱世を走り抜けてきた彼は自分の手で安定に向かう日本より、イスパニアの宣教師から聞いた今まだ戦乱に包まれる欧州に興味を抱いたのだ。 そして彼は日本から姿を消し、少数の精鋭部隊と共にイスパニアの地に足をおろしたのである。 相手はイスパニアと世界の覇権を争うエリザベス女王が率いるイングランド。 戦国時代を生き残り、磨き上げられた彼の戦略と戦術は欧州の地でも通用するのか? 最近何かと話題の織田信長に関する歴史のIFを描いた小説です。 スペインに残る「ハポン姓」、シェイクスピアの正体は?などの様々な歴史のIFを織り交ぜながら展開していくストーリーはとても興味深い本です。 歴史のIFをあつかった小説に多いまったく荒唐無稽なストーリーではなく、現実とIFが巧みに織り交ぜられているので、正統派の歴史小説の息抜きに「歴史のもしも」に想像力を働かせてみませんか?

Posted byブクログ