勘九郎ひとりがたり の商品レビュー
インタビュアーに向かって話しているのだけれど、まるで、中村屋がそばにいて、自分に話しかけてくれているような気分になれる1冊。語り口が人懐っこくて、内容も面白くて、ぐいぐい読んでしまう。1周忌を過ぎてもまだ、いなくなってしまったことが信じられない。
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57歳、これからまだまだ、役者としても人間としても幅も深みも広がる年齢。 生き急いでしまった…のだとつくづく。
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現在の勘三郎さんが勘九郎時代に書いたもの。 楽屋ばなしが主。話し口調で書いてあるところもいい。 父の思い出や子供たちのことも・・・。 四国こんぴら歌舞伎の生い立ちなどは、ホントに面白い。
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