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猫町 の商品レビュー

4.1

40件のお客様レビュー

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2010/01/30

私の好きな系統の不思議な本で、穏やかな気持ちにさせてもらいました。読んでいる途中に自分の頭の中でも空想してしまい、この本の世界に入ることができるようです。

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2010/01/21

朔太郎の詩的な物語はそれだけで十分に魅惑的ですが、金井田さんの絵がまた素晴らしくて、まるで幻燈の中に迷いこんだかのよう。妖しくも美しいオトナの絵本です。(TagMimeiさん)

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2010/01/14

ものすごく素敵な版画。 朔太郎のこの作品と、ぴったり。最初から企画されていたかのように。 シュールな世界にトリップできます!

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2010/05/11

猫、猫、猫。 何処を見ても猫ばかり。 いつもの街角を曲がったら、そこは夢幻・無限のめまい町。 ノスタルジックな雰囲気のお話しです。 イラストもその雰囲気に溶け込んでて 大人の絵本感覚で読めました。

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2009/10/07

同タイトルの舞台をみて、買ってみた一冊。 (確か戯曲は別役 実さんだったと思う…) 知っている町なのに知らない町。 そこへ迷い込んだ一人の男のおはなし。 どこか懐かしくて、どこか怖い感じの漂うイラストは 猫町の空気をそのまま閉じ込めたようです。

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2011/07/19

こんなに萩原朔太郎「猫町」にぴったりあった「文学絵草紙」があったとは!今ごろ、こんな田舎の本屋さん(失礼!)の片隅でこの本に出逢うとは!!一瞬、私自身のほうの三半規管がおかしくなったのか、と思った。不思議な時間だった。版画、レイアウトが見事。贅沢な1冊。「月に吠える」などを読み返...

こんなに萩原朔太郎「猫町」にぴったりあった「文学絵草紙」があったとは!今ごろ、こんな田舎の本屋さん(失礼!)の片隅でこの本に出逢うとは!!一瞬、私自身のほうの三半規管がおかしくなったのか、と思った。不思議な時間だった。版画、レイアウトが見事。贅沢な1冊。「月に吠える」などを読み返したくなった。

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2009/10/07

「夢十夜」に引き続き、パロル舎の本は素敵!画がやはり抜群にいいです。「猫町」は幻想的で好きですが、少し気味が悪い。事物と現象の背後に隠れる第4次元世界における作者の体験は、中毒による幻覚か、一切が真実なのか(おそらくは前者)。世界は表裏一体でどちらが現実なのか分からなくなるという...

「夢十夜」に引き続き、パロル舎の本は素敵!画がやはり抜群にいいです。「猫町」は幻想的で好きですが、少し気味が悪い。事物と現象の背後に隠れる第4次元世界における作者の体験は、中毒による幻覚か、一切が真実なのか(おそらくは前者)。世界は表裏一体でどちらが現実なのか分からなくなるという、何かグニャグニャして気持ち悪かった。作者曰く、すべての方向が逆転すると突如、全く別の特殊空間が現れるらしい。 猫、猫、猫、猫、猫、猫、猫。どこを見ても猫ばかり。いつもの角を曲がったら、そこは夢現・無限のめまい町。 そういえば「本屋の森のあかり」にも登場していました。

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2009/10/04

いつか読もうと思っていてようやく読めた本。 三半規管がおかしいらしく方向感覚のおかしい主人公が道に迷って見知らぬ町に来てしまった、という話。 絵が懐古的ですごく合っている!! 後半からちょっとゾクッとした雰囲気にもなるちょっと怖くて不思議な話。好きだなー、こういうの。 語り口調も...

いつか読もうと思っていてようやく読めた本。 三半規管がおかしいらしく方向感覚のおかしい主人公が道に迷って見知らぬ町に来てしまった、という話。 絵が懐古的ですごく合っている!! 後半からちょっとゾクッとした雰囲気にもなるちょっと怖くて不思議な話。好きだなー、こういうの。 語り口調も昔を感じさせて内容に良く合っている。名作と言われるだけの事はあるなぁ。

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2009/10/07

萩原朔太郎。「セカチュー」の主人公の彼の名前の由来にもなってましたね。 非常に幻想的な、主に詩をおおくかかれる作家さんです。 この作品は、温泉街に旅に出た主人公がたどり着いた先は、猫がおおくすむ町だった…というどこか幻想的なお話。 表現がうまいのか、読んでいるとその情景が、ほん...

萩原朔太郎。「セカチュー」の主人公の彼の名前の由来にもなってましたね。 非常に幻想的な、主に詩をおおくかかれる作家さんです。 この作品は、温泉街に旅に出た主人公がたどり着いた先は、猫がおおくすむ町だった…というどこか幻想的なお話。 表現がうまいのか、読んでいるとその情景が、ほんとうまいことおぼろげに浮かび上がってきます。 いい話だ。

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2009/10/04

著者と同じような空想をしていることがあり、同じく…同じく…と思いつつ読んだ。 こういう不思議な体験は、私の場合は、ウトウトしている時が多くて、 夢なのか現実なのか?その狭間にいるときである。 道に迷って方向がわからなくなるのも、三半器官が弱いせい…というのも納得であったww

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