雑誌と読者の近代 の商品レビュー
2011 1/6読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 読者視点から近代日本の活字メディア、中でも雑誌の読まれ方についての歴史を書いた本。 個人的には読書の変容について書いた序章、読書空間に関する第1章が面白い。 以下はメモ: ・明治期の読書の変化について ⇒・木版から活...
2011 1/6読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 読者視点から近代日本の活字メディア、中でも雑誌の読まれ方についての歴史を書いた本。 個人的には読書の変容について書いた序章、読書空間に関する第1章が面白い。 以下はメモ: ・明治期の読書の変化について ⇒・木版から活版へ。本が増える ⇒・本が増えたことで同じ本を繰り返し読む精読から多読へ。明治期において多読は否定的に捉えられる ・図書館について ⇒・国民に読書空間を身につけさせるもの(正しく「リテラシー」だな) ・音読⇒黙読への変化について ⇒・音読のゆるされない図書館は明治期において、人々にとってなじみにくい、異質な場所?
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