仕事人の時代 の商品レビュー
仕事人(企業と対等に付き合い、組織に自分を依存させていない人)の素晴らしさを説明しながら、 日本的経営が『時代(今の価値観・労働市場等々)に合わない』と言う視点からの批判が多い本だった。 個人的には聖書ランクに持って言ってもいいと感じた本(自分の考え方、今までの人生の歩み方と...
仕事人(企業と対等に付き合い、組織に自分を依存させていない人)の素晴らしさを説明しながら、 日本的経営が『時代(今の価値観・労働市場等々)に合わない』と言う視点からの批判が多い本だった。 個人的には聖書ランクに持って言ってもいいと感じた本(自分の考え方、今までの人生の歩み方とほとんど一致していた)。 内容としては恐らくは、好き嫌いがはっきりと分かれる本だと思う。 『この仕事がしたい!』と思っている人にはすんなりと受入れられるけれども、 『大企業に入りたい!!』と考えている人にはほぼ100%受入れられない本。 ただ、数値的なデータが少なかったので、他のこの手の本(成果主義派・日本的経営派両方)と比較すると、 多少『何とでも言える』感がでてしまっているところが残念ではあった。 (しかし、論文やこの手の本は都合の悪いデータは絶対公表しないからデータの多少は参考にしかならないともいえるが・・・) この手の判断(データは信用できるのか?)は各自にに任せるしかないというのが率直な感想です。
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