ロミオとジュリエット の商品レビュー
中学生の頃福田訳で、大学生の頃小田島役で読んで、これで3回目。脇役の男たちが卑猥な冗談を言っていたのは記憶に残っていたが、ジュリエットの乳母までも意味深な冗談を言っていたのは今回初めてわかった。 しかし10代の頃はこの手のものが好きだったんだろうな。今読んでもどちらかというとかっ...
中学生の頃福田訳で、大学生の頃小田島役で読んで、これで3回目。脇役の男たちが卑猥な冗談を言っていたのは記憶に残っていたが、ジュリエットの乳母までも意味深な冗談を言っていたのは今回初めてわかった。 しかし10代の頃はこの手のものが好きだったんだろうな。今読んでもどちらかというとかったるい。
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悲劇というより、青春恋愛劇の様相。頭の中でジュリエットがオリビアハッセーになてしまう。「ああロミオ、ロミオ なぜあなたはロミオなの」がすぐに出てきたのは意外。
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有名な戯曲であるが、いままで読んだことがなかったので、今回読んでみて、そのストーリイにまず驚いた。「4大悲劇」にも分類されていないから、このような悲しい結末を迎えることすら知らなかったのだ。ただ、展開じたいは単純で気軽に楽しく読める。世界中で読み継がれている理由というのもよくわか...
有名な戯曲であるが、いままで読んだことがなかったので、今回読んでみて、そのストーリイにまず驚いた。「4大悲劇」にも分類されていないから、このような悲しい結末を迎えることすら知らなかったのだ。ただ、展開じたいは単純で気軽に楽しく読める。世界中で読み継がれている理由というのもよくわかる。内容には多少不満もあって、眠り薬の件なんかいかにも無理矢理でオカルティックだし、また作中の随所に下ネタなどがちりばめられている点も、著者一流のユーモアらしいが、時代背景もあるとはいえ個人的にはいらない要素としか思えなかった。かりに現在のシナリオ・コンクールに、このような筋書の作品で下ネタを含んでいたら、間違いなく銓衡委員にはダメ出しされてしまうだろう。ただ、やはり読んでみて、物語の元祖というか、基本的なさまざまな要素が凝縮されていることがよくわかる。内容は100%評価できるものでもないが、それでも折に触れて読み返したい良作である。
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漠然と内容を知ってはいたものの、実際に読んでみるとかなり印象が違いました。登場人物が多くて最初は「これ誰?」と苦労しましたが、そんなことも気にならなくなるくらいの疾走感にあふれています。
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シェークスピアが面白い。しかし、存外に壮絶な展開でびっくりした。読んでいないのに、内容をしっているくらいに 名作とはいえ。。。
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読む前は漠然と純愛モノだと思っていたのですが、読後はすっかり印象が変わりました。ロミオ達の若さゆえの愚かさと、モンタギュー家とキャピュレット家、両家の大人達が持つ「家」に縛られる愚かさ、そして牧師の、知識があるがゆえの愚かさが絡み合って悲劇的な結末を迎えます。 フィクションで描...
読む前は漠然と純愛モノだと思っていたのですが、読後はすっかり印象が変わりました。ロミオ達の若さゆえの愚かさと、モンタギュー家とキャピュレット家、両家の大人達が持つ「家」に縛られる愚かさ、そして牧師の、知識があるがゆえの愚かさが絡み合って悲劇的な結末を迎えます。 フィクションで描かれる学園祭などの演目としてよく名前が上がるこの作品ですが、わりと下ネタもあったりして演じるのはなかなか難しそうですね(´ー`;)
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ロミオとジュリエットは今やこれでもかってくらい 古典的普遍的な悲恋話だと思うのですが、 やっぱり原作そのものが面白いからこそ。 訳者あとがきに書かれている2点に注目して読んだらますます面白い。 「喜劇のただなかを愛の悲劇が全力疾走している」 「死ぬのはすべて若者である」 まあ...
ロミオとジュリエットは今やこれでもかってくらい 古典的普遍的な悲恋話だと思うのですが、 やっぱり原作そのものが面白いからこそ。 訳者あとがきに書かれている2点に注目して読んだらますます面白い。 「喜劇のただなかを愛の悲劇が全力疾走している」 「死ぬのはすべて若者である」 まあでもやっぱり二人は若すぎたよね…。 二人がもし無事に結ばれたとしても、 生涯寄り添いあって生きていく姿は想像できない、かな。 でもそういう二人だからこそ成り立って映える話だとも思う。
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言わずと知れた恋愛悲劇。話の筋もだいたいみんな知っているけれど、きちんと読んだことはなかったので、読んでみました。 確かにラストは悲劇的ですが、戯曲全体はスピード感あふれる喜劇的要素の強い作品です。かなり猥褻で直接的なセリフもたくさん出てきます。 なんて言っても、ジュリエット若す...
言わずと知れた恋愛悲劇。話の筋もだいたいみんな知っているけれど、きちんと読んだことはなかったので、読んでみました。 確かにラストは悲劇的ですが、戯曲全体はスピード感あふれる喜劇的要素の強い作品です。かなり猥褻で直接的なセリフもたくさん出てきます。 なんて言っても、ジュリエット若すぎ。14歳の誕生日2週間前なんだよ。 ロミオ心変わり早すぎ!ロザラインという女の子にメロメロだったのに、日曜日の晩のダンスパーティでジュリエットに一目ぼれ。有名なバルコニーの場面となります。翌月曜日の午後には密かに結婚。こんなのあり? 火曜日にはジュリエットの従兄を殺してしまい、方やジュリエットの父親は別の結婚を決めてしまいます。その日の晩には例のしびれ薬を飲んで、水曜日の朝には仮死状態で発見され、その日の晩に二人は死んでしまいます。この間わずかに4日間。ちょっとちょっとという感じですよ。 そしてその4日間で4人の若者が死に、モンタギュー家とキャピュレット家はともに跡取りを失います。 四大悲劇のような重さは全くなく、話の展開が早すぎるので悲劇的要素をほとんど感じ取ることができません。 その点、この作品を脚色した後世の作品(バレエやウエストサイド物語など)では、悲劇的要素を拡大させて、話をドラマチックに仕上げる工夫が必要になったんですね。 言葉遊びも多いし、翻訳にはかなり苦労したと思います。 原書名:Romeo and Juliet 著者:ウィリアム・シェイクスピア(Shakespeare, William, 1564-1616、イングランド、劇作家) 訳者:松岡和子(1942-、中国長春市、翻訳家) 解説:中野春夫(1957-、英文学)
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実を言うと、あんまり理解出来ない猪突猛進っぷり。 なんでそんなに若いのにって思ってしまう。 まぁ、私には実感出来ない時代背景や二人を取り巻く環境がこうさせたのかな…と思わなくもない。 話は、内容が世の中に出回ってても面白く読めた。 面白く読み過ぎて、登場人物のテンポが若干喜劇...
実を言うと、あんまり理解出来ない猪突猛進っぷり。 なんでそんなに若いのにって思ってしまう。 まぁ、私には実感出来ない時代背景や二人を取り巻く環境がこうさせたのかな…と思わなくもない。 話は、内容が世の中に出回ってても面白く読めた。 面白く読み過ぎて、登場人物のテンポが若干喜劇に感じられたのを人に言うと、何故か怒られる。
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『ロミオ様、なぜここに?お屋敷には高い塀があったはず…』 『愛しのジュリエット。貴方を想う、恋の翼で飛びこえて参りました。』 などの名言で知られるロミジュリ。 翻訳は色々あるけど、松岡和子さんのが一番読みやすい気がする。
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