ロミオとジュリエット の商品レビュー
当時は娯楽だったのだろう。エロス、素早い展開、女性役も少年だったとか。 ロミオの節操の無さ、ジュリエットの無知加減。 簡単な中に、変わらない人々の生活が表現されているからこそ、残っているのだろう。
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松岡和子さん翻訳2冊目。うーん、またしても、これは悲劇か。下ネタが多すぎる。人があまりにも簡単に死ぬ。簡単に恋に落ちる。話の骨格はもちろん知っていた。中2のときに一通り読んでいるはずだ。文化祭で演じた。ジュリエット役で。しかし覚えているのは、バルコニーのシーンと短剣で自らの胸を指...
松岡和子さん翻訳2冊目。うーん、またしても、これは悲劇か。下ネタが多すぎる。人があまりにも簡単に死ぬ。簡単に恋に落ちる。話の骨格はもちろん知っていた。中2のときに一通り読んでいるはずだ。文化祭で演じた。ジュリエット役で。しかし覚えているのは、バルコニーのシーンと短剣で自らの胸を指すシーンのみ。映画も観ているはず。オリヴィア・ハッセ―が演じていた。美しくも切ない物語。そんなイメージが強すぎた。もう、そういう先入観を一切すてて読むべきであった。コロナ禍の中、ペストのため大切な手紙が届かずに悲劇を生んだのだということを知った。乳母とジュリエットのやり取りやロミオと友人たちのやり取り、その辺をもっと気軽に楽しむといいのかもしれない。それにしても、最初にロミオが患っていたのは別の人との恋であったのか。それがいつの間にやらジュリエットとすり替わっている。そして、命をかけるほどに双方が愛し合う。まあ、お芝居だから、展開が早くなるのだろううなあ。行間をしっかりと読みとらないと、話がうまく自分の中に収まらない。それにしてもの下ネタ。「穴があったら入れたい。」これは学生時代の友人がいつも言っていたことばではないか。こんなことばを、この古典の中に見つけるとは・・・
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はじめてロミオとジュリエットを読んだ こういう結末にもかかわらずなぜか清々しいのはなんなんだろうか、ふたりの愛にただ正直にいたいと思う それでいい
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シェイクスピア全集 (2) ロミオとジュリエット (和書)2009年04月08日 14:57 1996 筑摩書房 W. シェイクスピア, William Shakespeare, 松岡 和子 一切の諸関係を覆せという無条件的命令ということを念頭にいれて読んでいます。シェイクス...
シェイクスピア全集 (2) ロミオとジュリエット (和書)2009年04月08日 14:57 1996 筑摩書房 W. シェイクスピア, William Shakespeare, 松岡 和子 一切の諸関係を覆せという無条件的命令ということを念頭にいれて読んでいます。シェイクスピアの作品はその諸関係を描くことが絶妙に巧いと思う。それが喜劇であろうと悲劇であろうと面白い作品になる理由だろうと思う。 松岡和子翻訳はシェイクスピアの言葉の翻訳上の機微について註で示しているので参考になる。ただそれを日本語に翻訳したこの作品はあまり好きではない。この辺りは好みによると思う。
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有名な話だけどちゃんと読んだことなくて、宝塚で観る前に予習。 おもしろいか、て言われたらどうだろう笑 単純な話だな、て感じ。 これが名作として何百年も受け継がれてきたのはなんでだろう。 会話は猥雑で、展開が早くて、すぐ人が死んじゃうし、吉本新喜劇みたい。 お芝居で観たら、感動的に...
有名な話だけどちゃんと読んだことなくて、宝塚で観る前に予習。 おもしろいか、て言われたらどうだろう笑 単純な話だな、て感じ。 これが名作として何百年も受け継がれてきたのはなんでだろう。 会話は猥雑で、展開が早くて、すぐ人が死んじゃうし、吉本新喜劇みたい。 お芝居で観たら、感動的になってるのかな。
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あさイチで紹介! 様々な、悲恋物語のモチーフとなっている『ロミオとジュリエット』その代表的傑作をさわやかな新訳で。
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松岡和子・訳。ミュージカル観劇の予習にと思っていたが間に合わず,今読了。リライトされたシェイクスピアは読んだことがあるはずだが(学生時代の英語教材?),完訳を読むのは初めて。猥褻な言葉・ほのめかしがあるのは意外。松岡訳は本来の意図をくみつつもこなれた日本語に訳していて(各ページ下...
松岡和子・訳。ミュージカル観劇の予習にと思っていたが間に合わず,今読了。リライトされたシェイクスピアは読んだことがあるはずだが(学生時代の英語教材?),完訳を読むのは初めて。猥褻な言葉・ほのめかしがあるのは意外。松岡訳は本来の意図をくみつつもこなれた日本語に訳していて(各ページ下にうるさくない程度に訳注あり)読みやすい。
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恥ずかしながらの初シェイクスピア。誰でも名前は知っているこの戯曲も、情けないことに通読したのは初めて。大仰な台詞たちのいちいちを、心行くまで味わい尽くすところに楽しみ方の真髄がある訳ですね。物語そのものをひたすら味わいたい自分のような者にとっては、あまり向いてないかもしれないす。
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”おやすみ、おやすみ! 別れがこんなに甘く切ないなら朝になるまでおやすみを言い続けていたい” という超有名な台詞はこのロミオとジュリエットの物であるとは知っていたけど、今までそれがどのような前後の文脈で発せられた言葉かをわかっていなかった。それが今回読んだことで場面や登場人物の心...
”おやすみ、おやすみ! 別れがこんなに甘く切ないなら朝になるまでおやすみを言い続けていたい” という超有名な台詞はこのロミオとジュリエットの物であるとは知っていたけど、今までそれがどのような前後の文脈で発せられた言葉かをわかっていなかった。それが今回読んだことで場面や登場人物の心情をよく理解できて、生きた言葉として頭に入った。 ”一万人のティボルトを殺したも同じだわ”には思わず笑ってしまった。彼には大変申し訳ないが・・。好きな人物はロレンス、逆に嫌いなのは老キャピレット。
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王道だが感動。レオナルド・ディカプリオ主演の映画も見て、この世界観に一時期嵌った。 とても読みやすい文章で、ウィリアム・シェイクスピアの他作品も彼女の翻訳で読めば良かったと途轍もなく後悔している。私は外国文学が好きで、私にとってこれはその走りなのだが、翻訳家の重要性を知った。
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