日本の常識を捨てろ！ の商品レビュー

落合信彦(著者)

2015/11/25

日本人の慢心、恥ずべきところが書かれた作品。

日本は特別ではないし、世界に注目されているわけではないということを知り、驚かされた。

情報はタダではない。世界にもっと興味を持って生きたいと強く思った。

2009/10/07

日本の閉鎖性と国際感覚のなさを指摘し、ベルトコンベア式の教育が創造性ゼロの人間を生む。

既存の価値観に対して、はっきりと異議申し立てをしている著者の文体は見ていて清々しい。

「そういう番組を観ながらにつくづく思うことは、日本のタレントといわれる人種の質の低さだ。「タレント」という言葉は「タレンテッド・パーソン」から来ていて「才能のある人間」という意味を持っているのだが、日本のタレントと呼ばれる人たちには、才能のかけらもない連中があまりにも多い。（中略）これでは、ドストエフスキーの「白痴」の世界だ。」

1996年にこの本が書かれたわけで、当時著者が言っている惨事が2007年にもなってこの国に蔓延している。