人間臨終図巻(2) の商品レビュー
梅干1個でご飯が3杯食べられます,ではないですけど, 図書館で本書1冊を借りれば2週間は持ちます… というくらい内容の濃い本です。 貸し出し期間が本日までなので, 一気に最後まで読んだけど,お腹一杯。 前回『人間臨終図巻〈1〉』を読んだときも同じことを言っていた。 『人間臨...
梅干1個でご飯が3杯食べられます,ではないですけど, 図書館で本書1冊を借りれば2週間は持ちます… というくらい内容の濃い本です。 貸し出し期間が本日までなので, 一気に最後まで読んだけど,お腹一杯。 前回『人間臨終図巻〈1〉』を読んだときも同じことを言っていた。 『人間臨終図巻〈3〉』は, また,気持ちに余裕ができたときに読みたいと思います。 いや,でも,こういう本は気持ちに余裕がないときに 読むべき本なのかもしれない。 本書を読むと, 自分はどういう状況で死んでいくのだろうかと,想像してしまう。 苦しまずに死ねることを切に願うばかりです。 本巻では56歳〜72歳で死んだ人を取り上げている。 悪性新生物(ガン),心疾患,脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)で 死ぬ人が多い。 日本人の三大死因と同じです。 でも,ちょっとネットで調べてみたところ, 今は肺炎で死ぬ人が3位になり, 僅かの差で脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)が4位に なっているみたいです。 理由としては,下記のとおり考えられています。 ① 総論として,高齢化が進み,肺炎で亡くなるお年寄りが増えた。 ② 薬や治療法が進歩し,脳血管疾患が発症してもそれが 直接原因で亡くなる方は増加しなくなった。 ③ ②の反射的効果として,以前に脳血管疾患に かかったことのある方が年を取り, 肺炎をおこして死亡することが増加した。 ホント,高齢者が多くなったよなぁ…とは思います。
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56歳~72歳で亡くなった、国内・国外の有名人の死の際をダイジェスト版で集めた一冊。この中からまた興味を惹いた人の話を、詳しく読みたいなと思いました。
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