流しのしたの骨 の商品レビュー
きょうだいが多いっていいな。。と思いました。 江國さん独特の表現の仕方もよかった。 「すこやかな笑顔」とか「平らかな心」とか。 深町直人と、常にフルネームの呼び方もいい。 あと、文中に出てくるお土産のミルク味の硬いお菓子! すぐにどんなのかわかりました。 甘くて懐かしい...
きょうだいが多いっていいな。。と思いました。 江國さん独特の表現の仕方もよかった。 「すこやかな笑顔」とか「平らかな心」とか。 深町直人と、常にフルネームの呼び方もいい。 あと、文中に出てくるお土産のミルク味の硬いお菓子! すぐにどんなのかわかりました。 甘くて懐かしいお菓子です。 深町直人は、江國さんのご主人に似てるのかもと 江國作品はエッセイから入った私は思いました。
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変わった家族のお話というけれど、 どこの家庭もほかの家庭から見れば、すこし、変わっているのかな?程度の感じの・・。 あいかわらず、登場人物がよい。
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とくに大きな山場もないのにどきどきしてしまう。この本の題名を人に言うと大抵引かれる(笑)でも全然そういう本じゃなくて、温かい気持ちになる。
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変わった一家の物語。 全体的に淡々としていてそれが魅力的です。 江國さんの書く人はみんな素敵だけど、男性陣が特に良かった。 私も律みたいな弟が欲しいな、と思ったり。
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変わった家族のお話。読み物としてはおもしろい。 父、母、長女・そよ、次女・しま子、三女・こと子、長男(第4子)律の6人家族。 そよは一時結婚するが離婚して戻ってくる。 しま子は友達の子供を育てたいと言い出す(それは未遂に終わる)。 こと子は深町直人とつきあっている。直...
変わった家族のお話。読み物としてはおもしろい。 父、母、長女・そよ、次女・しま子、三女・こと子、長男(第4子)律の6人家族。 そよは一時結婚するが離婚して戻ってくる。 しま子は友達の子供を育てたいと言い出す(それは未遂に終わる)。 こと子は深町直人とつきあっている。直人もちょっとかわっている。夜に散歩する癖がある。 律はフィギュアの作成に余念がなく、そのために中学を停学になる。
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となりのお家の家族って・・・本当のところ、どうなんだろう・・・。っていう、変わったご近所を覗き見する小説。かなり変わった家族です。友達とかには・・なれないかも・・・。難しすぎるっ!
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タイトルを読んで「ホラー?」と勘違いしちゃうヒトがいるに違いない。笑 家族小説ってヤツですね。ほのぼのしてるけど、何処か危うげな一家の様子が、透明感のある文章で描かれてます。 高校の図書室で借りて読んだのを、買って久し振りに読み返しました。 「脂肪のつき方もきれい」とか「素晴らし...
タイトルを読んで「ホラー?」と勘違いしちゃうヒトがいるに違いない。笑 家族小説ってヤツですね。ほのぼのしてるけど、何処か危うげな一家の様子が、透明感のある文章で描かれてます。 高校の図書室で借りて読んだのを、買って久し振りに読み返しました。 「脂肪のつき方もきれい」とか「素晴らしいフィレ肉」とか何故か印象が強かったので凄い覚えてる。 律に萌えー。
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よそのおうちの中は見えない。でも、着ているものや話す言葉なんかに染み出てくるオーラというか匂いをもっていて、そこからおうちの中が見えてくるんだなぁと読みながら考えた。このお話のなかのお母さんがとっても素敵。母親の趣味がそれぞれのおうちのにおいを決めてるんだ。そうに違いない。【20...
よそのおうちの中は見えない。でも、着ているものや話す言葉なんかに染み出てくるオーラというか匂いをもっていて、そこからおうちの中が見えてくるんだなぁと読みながら考えた。このお話のなかのお母さんがとっても素敵。母親の趣味がそれぞれのおうちのにおいを決めてるんだ。そうに違いない。【2007.4.12読】
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こういう家族のあり方もあるのか、と思った。でもこと子の視点はすごく理解できるし私も近いところがあると思う。律が好き。あんな弟欲しい。別作者の別作品でも思ったことやけど、上に姉妹がいる末っ子の弟には他とは違う何かがあるように思われる。
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静かなる狂気を描かせたら今の日本に彼女に並ぶひとはいないんでなかろうか。娯楽性が高いわけでもない、突出した個性があるわけでもない、でも、彼女にしか書けない世界には、引力が働いている。つい、読んでしまう。最初から最後まで、傍観者として、居心地の悪さを感じながら、日常に潜む非日常の中...
静かなる狂気を描かせたら今の日本に彼女に並ぶひとはいないんでなかろうか。娯楽性が高いわけでもない、突出した個性があるわけでもない、でも、彼女にしか書けない世界には、引力が働いている。つい、読んでしまう。最初から最後まで、傍観者として、居心地の悪さを感じながら、日常に潜む非日常の中に立ってしまう。ふ し ぎ !
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