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流しのしたの骨 の商品レビュー

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65件のお客様レビュー

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    22

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2010/01/21

091116読了 律がだいすきすぎてですね、いやあこんな弟ほしい 逆を言うと律がいなきゃ日常の話すぎて読むのくじけてた気がします

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2009/12/24

初めて江國香織さんの作品を読んだ。 私自身がエッセイとかはあまり得意じゃないので、1冊の長編を探していたのだが面白かった。 江國さんの紡ぎ出す言葉がきれいで、ほっこりしたいときに読むといい感じです。

Posted byブクログ

2011/08/18

江國さんの本って、いつもながら不思議だ。文体にリズムがあって会話がコロコロと転がって、かわいい。でも、何も起こらない。3人の娘と1人息子と両親の6人家族。どこまでも快適な閉じた家族がここにある。自分たちの家族の中だけで通じる価値観や感情に満たされた快適で幸せな毎日。申し訳ないが、...

江國さんの本って、いつもながら不思議だ。文体にリズムがあって会話がコロコロと転がって、かわいい。でも、何も起こらない。3人の娘と1人息子と両親の6人家族。どこまでも快適な閉じた家族がここにある。自分たちの家族の中だけで通じる価値観や感情に満たされた快適で幸せな毎日。申し訳ないが、快適な家族に依存する子供たちは、本当に薄気味悪い。これホラーなのだと途中から気づいた。そよちゃんというスリッパをそっと揃えて、やたら手作りお菓子を作るお姉ちゃんが旦那を殺す話しだとばっかり思っていたのだが・・・。

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2010/05/01

こんな家族なんかいいな。。 内容(「BOOK」データベースより) 私、もし誰かを殺してしまったら骨は流しのしたにかくすと思う。19歳の私と不思議な家族たちの物語。 内容(「MARC」データベースより) たとえお隣でも、よそのうちは外国より遠い。違う空気が流れている。怪談の...

こんな家族なんかいいな。。 内容(「BOOK」データベースより) 私、もし誰かを殺してしまったら骨は流しのしたにかくすと思う。19歳の私と不思議な家族たちの物語。 内容(「MARC」データベースより) たとえお隣でも、よそのうちは外国より遠い。違う空気が流れている。怪談のきしみ方も、薬箱の中身も、よく口にする冗談も、タブーも、思い出も。19歳の「私」と、不思議な家族たちの物語。

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2009/10/07

ああ〜いいなあ、やっぱりいいなあ! と読み終わった後、常に深く満足げにうなずく本。 まず、家族仲良しっていうのがいい。猛烈にいい。 クリスマスにきょうだい4人で出かけていって、 カートに入りきらないほどいっぱいの食材を買って みんなでしゅうまいを作るシーンがたまらなく...

ああ〜いいなあ、やっぱりいいなあ! と読み終わった後、常に深く満足げにうなずく本。 まず、家族仲良しっていうのがいい。猛烈にいい。 クリスマスにきょうだい4人で出かけていって、 カートに入りきらないほどいっぱいの食材を買って みんなでしゅうまいを作るシーンがたまらなく好き。 すごく楽しそうで、おいしそうで。 買い物から帰るときの外のつめたい空気と、 おうちの中に入ったときの ぼわんとしたあったかい空気と、 しゅうまいを作っているときのキッチンの わくわくした熱気まで想像できる。 きょうだいがたくさんいるっていいな。 (ただし家庭がそこそこ裕福な場合。) あと、全体的に漂う秋〜冬の感じがとてもよい。 深町直人がこと子と久しぶりに会ったときにくれた 白い板状のお菓子(夏には不向き、べとべとになる)とか、 弟の律とストーブをたいたお部屋で話したり、 冬感たっぷりで大好き。 また読みたくなってきた。

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2009/10/04

変な家族のおはなし。 おだやかでどこかずれているんだけど、お互いを大切に思う心。 心地よくいることが大切なんだと思える本。

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2009/10/04

中2のときに初読。 なんとなく続いていくお話をなんとなく読む時間が心地よくて 読み終わるのがもったいなかった。 ブリオッシュや「道」のジェルソミーナ。 ハムスターのウィリアム。 夜の散歩、動物園、左手でごはんを食べる練習。 お父さんとそよちゃんが好き。

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2009/10/07

いまはなにもしていず、 夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、 おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、 妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、 笑顔が健やかで一番平らかな‘小さな弟’律の四人姉弟と、 詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、 規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。 ちょっと...

いまはなにもしていず、 夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、 おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、 妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、 笑顔が健やかで一番平らかな‘小さな弟’律の四人姉弟と、 詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、 規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。 ちょっと変だけれど幸福な宮坂家の、 晩秋から春までの出来事を静かに描いた、 不思議で心地よくいとおしい物語。 タイトルから 怖い話なのかな? と思ってたけど 最初から最後まで  暖かい雰囲気の話で 安心した。 変わった家族だけど なんか羨ましくなった。 家族 皆 心が広いなぁと思う。 こと子の恋人がすごく素敵。 こんな近くに男性がいたらな〜 そよちゃんがなんで帰ってきたのか?とか しま子ちゃんが いじめられた話とか 律くんのフィギュアの話とか もうちょっと深く話を進めてくれたら もっと楽しめたと思う。 なんか中途半端な終わり方で そこはちょっと残念。

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2009/10/04

なんか不思議な空気感。 江國さんのはなしは大体不思議な感じだけど特別不思議な感じだった。 変な家族の話。

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2013/02/11

4にんきょうだい。 この本を読んで、きょうだいが欲しいと思った。 江國さんに影響されすぎているな(笑) でもすごく好きな本なのです。

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