同級生 の商品レビュー

東野圭吾(著者)

2009/10/04

主人公が高校生とあって、何か懐かしいものを感じる。
毎度ながら痒いところに手が届く感じの描写がすばらしい。
なんていうか甘酸っぱい。

2011/08/13

野球部のマネージャー・宮前由希子が、交通事故で死亡した。
しかも、噂によると、由希子は妊娠していたらしい。
野球部キャプテン・西原荘一は、事故の真相について調べる内に、学校側の人間が関与していた事を知り、糾弾するが…。

心臓が悪い妹の春美、水村緋絽子との訳ありげな関係。
これがどう繋がるのか興味津々でしたが。
でも。
あのラストって、由希子と由希子の両親、川合、薫、皆が納得できないと思うんですけど!!（吐血）

2009/10/04

オチにびっくりした覚えがある。ほとんどミステリー・サスペンスの類を読まない私が、初めて「面白いな」と思った本だった。

2009/10/04

初めての東野圭吾の作品。すごいこの人の読みやすくて、面白い！！あっという間に読んでしまった。ミステリーとしてはそのトリック的なものは見破りやすいけど、ストーリーとして面白かった。

2009/10/04

またしても、彼のラストの一行に心奪われました。やられました。
この作品は、結果的に私の中で｢謎解き｣というよりも、｢なぜここまで彼の作品に魅了されるのか｣を感じることができた作品、と形容できるような気がします。つまりこの中に登場する人間の人間らしさ、それに伴って生まれるドラマに私は魅了されているのだと。主人公の"軽率"ともとれる行為、しかしその裏にあったさまざまなできごと。｢精神的な大人の読者｣には理解できないことかもしれないさまざまなことも、私はそれを｢この作品の中にあるドラマ｣と捉えて、魅了されました。だから私は主人公の行動が理解できない、とは思いませんでした。まぁもちろん私が現在18歳だからなのかもしれませんが。

2009/10/04

一人の高校生が死んだ。その死を巡ってその高校生のお腹にいた父である西原が様々な推理、行動を展開する。東野圭吾さんの話の中で珍しくある程度自分の推理が当たりながら物語が進んでいった。高校生が余りに鋭すぎたり、多少無理なんじゃないかと思う流れもあったけど、「そうくるか」という東野圭吾的ドッキリもあり楽しく読めた。というか主人公の「彼女が死んだ人はこういう行動をすればおかしくないよな」とか「こんなことしてる自分はかっこいい」というような周りの目を気にして行動するのが滅茶苦茶思い当たる事が多くてそっちの方が印象に残った。

2009/10/04

何となく手にした本にはまり、その作家さんの作品を読み倒したくなることが多いです。東野さんも同じで、だから学園物と知った時はどんな展開になるんだろう、と期待していたのですが…
んーにゃ、また改めて読み直して感想書き直しするぞ(笑)

2009/10/07

同級生の宮前由紀子が車に撥ねられて死んだ。そこから始まるミステリー。なかなか面白い。しかしもっとストーリーを練って欲しかった気もする。
やっぱり東野圭吾は読みやすいなぁ〜

2009/10/04

『放課後』のような学園もの。いつも騙されるので、突拍子もない発想をしてみて色んな真相を描いてみるもののまたもや無駄に終わりました。読みなれてしまったせいか、なんか物足りなさを感じるものの、さくさくっと読み進められて、全てが繋がったときの爽快感はそれなりに味わえたかな。

2009/10/04

最後は予想しなかった展開でした。実際に高校でこんな事件が起こったら、どうなるんだろうか？やっぱり、噂が飛び交って、そのうちに忘れられて行ってしまうのかなぁ？そう考えると、ちょっと寂しくなりました。。。人間の死はそんなものなのか、と。ストーリーからはだいぶ、外れた感想になってしまったけど、学園物のミステリーという観点ではおもしろい話だと思う。