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京の走り坊さん の商品レビュー

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2009/10/04

(あらすじ) 昔、都のはずれに古いお寺があり、そこには足の速いお坊さんがいた。 タッタッタッと一日二百軒以上の壇家をまわるそのお坊さんを人は皆、 「走り坊さん」と呼ぶようになった。 ある日、お酒に酔ったまま夜の山道を走っていく途中で行方不明になった。 翌日、がけ下で経文を口にくわ...

(あらすじ) 昔、都のはずれに古いお寺があり、そこには足の速いお坊さんがいた。 タッタッタッと一日二百軒以上の壇家をまわるそのお坊さんを人は皆、 「走り坊さん」と呼ぶようになった。 ある日、お酒に酔ったまま夜の山道を走っていく途中で行方不明になった。 翌日、がけ下で経文を口にくわえた大きな鬼が死んでいるのが見つかった。 お釈迦様の歯を盗んだ、足の速かった鬼の生まれ変わりでは、と 村人達は手厚く葬った。 *水彩画のやさしい色使いが、きれいな絵本です。  

Posted byブクログ