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代表作時代小説(41(平成7年度)) の商品レビュー

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2023/04/08

1995(平成7)年発行、光風社出版の単行本。26編。陳舜臣『錦瑟と春燕』中国の小説を翻案したもの。紹介色が強いパターンの1作。面白いものを選んでいるので、面白いのだが、どうしても解説の分量が多くなってしまうのは仕方がないか。藤沢周平『静かな木』半沢直樹的な復讐話。しかし、主人公...

1995(平成7)年発行、光風社出版の単行本。26編。陳舜臣『錦瑟と春燕』中国の小説を翻案したもの。紹介色が強いパターンの1作。面白いものを選んでいるので、面白いのだが、どうしても解説の分量が多くなってしまうのは仕方がないか。藤沢周平『静かな木』半沢直樹的な復讐話。しかし、主人公は婿のことがなかったら動かなかったつもりか。まぁ、そこが藤沢作品らしいですが。宮城谷昌光『長城のかげ』既読。しかし、作者がほぼ出てこないこともあり、主人公の心情にすっと入っていける。 掲載作:『埴輪刀』黒岩重吾、『錦瑟と春燕』陳舜臣、『長城のかげ』宮城谷昌光、『梟の夜』伊藤桂一、『箱根の湯煙』村上元三、『晩春』北原亜以子、『黒手組』高橋義夫、『星霜』滝沢美恵子、『宝治の乱残葉』永井路子、『静かな木』藤沢周平、『飛奴記』水上勉、『老鬼』平岩弓枝、『細川越中守殿』大路和子、『湖畔の人々』山本周五郎、『将監さまの橋』沢田ふじ子、『まよい螢』早乙女貢、『ご馬前で討死』杉本苑子、『睡り猫』津本陽、『子連れの手習子』佐藤雅美、『影かくし』皆川博子、『二代目』童門冬二、『涙橋まで』中村彰彦、 掲載作(続き):『元亀元年の信長』南条範夫、『吾亦紅』安西篤子、『手燭の明り』梅本育子、『花車』戸部新十郎、まえがきとあとがき:「まえがき」村上元三、「あとがき」尾崎秀樹、

Posted byブクログ