シネマ大吟醸 の商品レビュー
前半後半に分かれています。前半は、『シネマ大吟醸』と銘された、著者おすすめの日本映画のレビューが1作あたり2ページ見開きで列挙されます。後半は、『名画座放浪記』。いまはもうない映画館が多く、なんだか寂しい気分になります。数十年前の日常や風景がフィルムに残されているのが、公開当時よ...
前半後半に分かれています。前半は、『シネマ大吟醸』と銘された、著者おすすめの日本映画のレビューが1作あたり2ページ見開きで列挙されます。後半は、『名画座放浪記』。いまはもうない映画館が多く、なんだか寂しい気分になります。数十年前の日常や風景がフィルムに残されているのが、公開当時よりもそれぞれの作品をより味わい深くしているのではないか、というのが著者のこだわりのようです。公開当時を生きていないので判断のしようがないものの、確かに、スクリーンの中に映る昔の光景には惹きつけられるものがありますね。
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文庫版には写真がないらしく帯付きの古本を購入した。 表紙の「花形選手」の青い佐野周二がかっこいい。 「…大吟醸」とあるだけに作品評価は徳利や盃で表してる。 解説・あらすじ・感想が映画1作につき2ページに書かれてありするすると読みやすい。 後半の「名画座放浪記」は、なじみのあっ...
文庫版には写真がないらしく帯付きの古本を購入した。 表紙の「花形選手」の青い佐野周二がかっこいい。 「…大吟醸」とあるだけに作品評価は徳利や盃で表してる。 解説・あらすじ・感想が映画1作につき2ページに書かれてありするすると読みやすい。 後半の「名画座放浪記」は、なじみのあった東京の人たちには劇場名だけでもその周辺の雰囲気を思い出させてくれるかもしれない。 旧作邦画が好きなのでほとんどの作品は録画やDVDで持ってるが未だに4本無し。 名画座などの劇場ででかかることも稀な作品ばかりで、突然旧作邦画の魅力に気がついた人たちは鑑賞するのに苦労するだろう。
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