ロッキード裁判とその時代(3) の商品レビュー
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1994年(底本1983年)刊行。 首相の収賄事件が刑事裁判まで到達したロッキード事件。 田中角栄金脈問題で勇名をはせた著者が舞台を文春から朝日ジャーナルに移し、ロッキード事件の裁判傍聴と時の政権運営のありようと絡めつつ記録した書。全4巻中の第3巻。叙述時期は1980/7〜81/12。 榎本弁護側反証とその破綻、児玉・小佐野結審と小佐野実刑判決が中核である。 政治的には、衆参ダブル選挙に勝った自民党において、田中の腹心・二階堂進が、党政調会長、幹事長へ。 ところで、私は4巻を買いそびれていたが、今般漸う買い揃えられた。
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