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街道をゆく(39) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2018/10/22

いままで司馬遼太郎とアメリカというものが結びつかず街道をゆくシリーズでもなぜか敬遠していたものであるが、「司馬遼太郎の歳月」の中でアメリカとの関わり方に司馬遼太郎自体が悩んでいたとの言及があり、読むこととした。他の紀行と比べてあまりアメリカ自体の歴史や民族性などの掘り下げは少なく...

いままで司馬遼太郎とアメリカというものが結びつかず街道をゆくシリーズでもなぜか敬遠していたものであるが、「司馬遼太郎の歳月」の中でアメリカとの関わり方に司馬遼太郎自体が悩んでいたとの言及があり、読むこととした。他の紀行と比べてあまりアメリカ自体の歴史や民族性などの掘り下げは少なく、コロンビア大学を中心としたアメリカにおける日本学の歩みに焦点が据えてある。

Posted byブクログ

2018/05/05

紐育と司馬遼、あんまり結びつかない印象を持っていたけど、読了後もその感覚は変わらなかったかな? 相変わらずの薀蓄ぶりだけれど、何処と無く所在無さげというか。やっぱりアジアの中の日本を意識させる作家ということかと。 あと画伯が変わっていたのはちょい寂しいかも。良い意味で変な人との珍...

紐育と司馬遼、あんまり結びつかない印象を持っていたけど、読了後もその感覚は変わらなかったかな? 相変わらずの薀蓄ぶりだけれど、何処と無く所在無さげというか。やっぱりアジアの中の日本を意識させる作家ということかと。 あと画伯が変わっていたのはちょい寂しいかも。良い意味で変な人との珍道中は読んでいるだけで楽しいですから、村上春樹と安西画伯しかり。

Posted byブクログ