これは王国のかぎ の商品レビュー

荻原規子【作】,中川千尋【画】

2009/12/20

荻原先生の作品の中で、一番好きです。
失恋のショックで自室で泣いて泣いて、泣きつかれた「ひろみ」が目覚めると、そこはアラビアン・ナイトの世界だった。という異世界トリップもの。
テンポよく展開していく先の読みづらいストーリーは、何回読んでもわくわくして飽きません。
ハールーン格好良過ぎると思う！

2009/10/28

軽くて読みやすい、楽しい冒険の本です。でもその中に、なきたくなるくらい切実なものがぎっしり詰まっていると思います。

2009/10/04

白鳥異伝が一番好きなんですが、何度も読み返してるのは王国のかぎですねぇ。
ひろみは主人公を支える脇役でしかいられなくて、彼女の立場から読むあたしも脇からしか彼らを見ることができなくて、もどかしくてせつなくて。
「１５歳になれば何かがひらける」、あたしも夢をみていたなぁ。。

2009/10/04

荻原作品では、たぶん軽めの内容に分類されるんだろうと思う。
でも、これが私の荻原作品との出会いなので、やっぱり特別。
初めて読んだのはたぶん10年くらい前なのに、あの高揚感は今でも思い出せる。
自分が自分として生きていくことは、どういうことか。
道を決めるのも歩いて行くのも最後には自分自身が決めることだ。
ジャニが上田ひろみに戻ったとき、ハールーンがひょっこりと現れる気がしたのはかなり頷きました。
あんなやつに出会っちゃったら、これから先ひろみはちゃんと恋とかできるんだろうか。

2009/10/04

荻原さんに出会えた、忘れられない一冊です・・・と言いつつ、内容は若干忘れ気味なんですよね；だって読んだとき小４だもん。・・・今度買います。ラシード？だっけ？とにかくヒロイン置いて旅に出ちゃうけど、兄ちゃんが好きです。菅流みたいな兄ちゃんって気持ちいいですよね。

2009/10/04

私が本にはまった原点。
シェラザード交響曲を聞いて構想を得たらしく、タイトルが４章からなっている。
主人公上田ひろみとハールーンに出会ったり、ラシードにであったり、アラビアンナイトの世界を駆けぬけるファンタジー。
ハールーンと上田ひろみが現実世界で出会えたらいいなーって思えますｗ

2009/10/04

久しぶりに読み返してみたけど、面白かった。
なんというか、普通の女の子が主人公だけに「自分も同じだ」って思えて、ジャニのアラビアン世界にはまっていく気持ちがまるで自分が体験しているみたいでワクワクした。
ハールーンは、私の理想だなぁ（笑）
こんな人、なかなかいないのだけど（−＞−＜）

2009/10/04

これは、勾玉三部作の次に読んだ荻原さんの本ですが、読みやすかった。
アラビアンナイトの世界。　あぁ、素敵ｖ
ドナルドダックの呪い、一度かかってみたいと思いました（笑）

2009/10/04

普通の恋愛ファンタジーです。『樹上のゆりかご』とリンクしています。登場人物の描き方が上手で、魅力たっぷりに描かれています

2009/10/04

青春アドベンチャーで知って、初めて読んだ荻原規子作品。この作者の中では、今でも一番好き。挿絵も世界観にマッチしていていい。