魚はいつ眠るのか？ の商品レビュー

デイヴィッドフェルドマン【著】,石田真理子,須藤万穂,横山緝子【共訳】

2012/05/01

世の中には、たくさんの謎がひしめいている。その中で人体から娯楽に至るさまざまざジャンルの謎について取り上げている。

　今、世界中が、リーマンショックによる金融危機のせいで振り回されているドル紙幣(グリーンバックスと呼ばれている)は、緑一色である。どうしてこうなったかと言えば、偽札作り防止、緑色の顔料の入手がしやすく、そして、変化しにくいといった理由で現在に至っていると述べられている。派手好きなアメリカ人ならグリーンバックスよりもゴールドバックスの方が似合うような気がする。

　また、魚はいつ眠るのかと言う問いに対して、サメやエイなどの一部の魚を除いては、人間のように目を閉じて寝ることができない。確かに魚にまつげやまぶたがついているのを見たことがないからなあ。魚は、目が開いてはいるけれども、視界の景色が脳に伝達されないような仕組みがあるからだそうだ。人間では到底できない事だ。

　著者は、何冊か同様のテーマで出版している。この手のテーマならいくらでも浮かんで書くに困らないと思う。ただし、調べるのに手間がかかるのは想像がつく。

2010/03/14

アメリカ人から見たアメリカンの疑問を、あちこち調べて解決させた問いと解答形式の内容です。

例えば、
■医者が診断する時に背中を叩くのには理由がある
■えくぼとは何？
■電線にとまって眠る鶏は、なぜ落ちないのだろう？
■コック帽が料理人のお決まりの帽子になったのはいつ？
■ストリングチーズが「糸のように」裂けるのはなぜ？
などなど子供からふと聞かれるような質問の解ものっていて
楽しく読めました。

アラビア人自身はアラビア数字を使わないなんて知らなかった〜w

ドナルドダックの弟はどこにいるの？などもありましたよ