ニホン語日記 の商品レビュー
先日読んだ『問題な日本語』よりも、身近で、生活に則した日本語の問題を取り上げている。 1993年出版と約20年前の書籍ではあるが、著者自身が興味をもち、調査・考察した問題について、コラム風に論を展開しているので分かりやすい。 全てを「時代の許容」として読者の判断に委ねる『問題な日...
先日読んだ『問題な日本語』よりも、身近で、生活に則した日本語の問題を取り上げている。 1993年出版と約20年前の書籍ではあるが、著者自身が興味をもち、調査・考察した問題について、コラム風に論を展開しているので分かりやすい。 全てを「時代の許容」として読者の判断に委ねる『問題な日本語』方式よりも、「僕はこう思う、君が違う意見を持つなら是非教えて欲しい」というスタンスが、我々も判断しやすい。 図書館で借りた本なので、一気にまとめて読むのは苦痛も感じたが(笑)、原型である雑誌の連載の形で読むなら、楽しいと思う。そう、『an・an』の「村上ラヂオ」のように。 2000年に第2弾が出版されており、そちらも興味があるが、それを読むのはまた時間が十分にできたときだ。
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書かれたのがちと昔なので、自分にとってはピンとこない話題もちらほら。井上先生の言葉に対するアンテナの感度に敬服。
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