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空飛び猫 の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2011/12/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

羽のある猫。 父さんにも母さんにも羽がないのに四匹の兄弟には羽がある。 一匹だけ羽が生えていたら孤独であったかもしれない。 けれど兄弟がすべて羽を備えていることで 猫たちは「なぜ自分にだけ羽があるのだろう」と悩むことなく、 自然と羽を受け入れる。 人とは違う変わったものを持っているということは、 個性であると理解したい。必要だから備わっているのだ。 猫たちは生まれた場所よりも もっといい場所を求めて飛び立つ。 それは母からの旅立ちでもある。 どこに行ったって危険があることを猫たちは知る。 けれども飛んだからこそ見える景色は素晴らしい。 猫が空を飛ぶなんてとんでもない。 鳥たちはそう考える。 空を飛べることを認められず、必要以上に攻められたとしても 羽を与えられ生まれてきたのだからそれは大切な羽。 会うべき人に会うためにその羽はあるのだ。

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2011/08/10

続編の「帰ってきた空飛び猫」まで読了。翼がある猫達のほのぼのストーリー。これと言って特筆すべき作品では無いと感じた。

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2009/10/07

"翻訳家"村上春樹と出会った衝撃の本。この本を読んだことで、学生時代から暖めていた「翻訳熱」に再び火がつきました。ベストセラー作家がなんで翻訳?・・・語学力だけではなく、日本語の力、表現力が翻訳には大切であることを痛感した本です。ファンタジー文学で著名なアーシ...

"翻訳家"村上春樹と出会った衝撃の本。この本を読んだことで、学生時代から暖めていた「翻訳熱」に再び火がつきました。ベストセラー作家がなんで翻訳?・・・語学力だけではなく、日本語の力、表現力が翻訳には大切であることを痛感した本です。ファンタジー文学で著名なアーシュラ・K. ル・グウィンの新しい一面も発見した、二重に楽しめた本です。シリーズ4部作。ぜひ全部読んで下さい。

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2009/10/04

前々から気になっていたシリーズの第一巻。 何処でもこの巻が売り切れてて、今回ようやく巡り会えました。 うーん、流石に可愛いよなあ。 猫に羽根を生やしちゃうだなんてそんな、反則だと思う。 しかもそれがまた可愛いからもう! 村上さん訳ということで、やさしくすんなり読めました。 早く...

前々から気になっていたシリーズの第一巻。 何処でもこの巻が売り切れてて、今回ようやく巡り会えました。 うーん、流石に可愛いよなあ。 猫に羽根を生やしちゃうだなんてそんな、反則だと思う。 しかもそれがまた可愛いからもう! 村上さん訳ということで、やさしくすんなり読めました。 早く次巻に手を伸ばしたいです。

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2009/10/04

猫に翼がはえてる!!4匹の空飛ぶ猫のお話です。チビ助が大きくなったら、読んであげよう♪訳者は村上春樹さんで、丁寧な解説つき。作者はなんと、「ゲド戦記」のアーシュラ・K・ル=グウィンです。意外〜。

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2009/10/04

猫部長が図書館で借りたのをまた借り。『ゲド戦記』の作者だったんだねぇ。たいへんカワユス。原書欲しいな。

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2009/10/04

ただでさえ猫にめろめろなあなたに、更に羽根をお付けしてお薦めしたい可愛い猫達のお話。 作者はゲド戦記のアーシュラ・K・ル=グウィンで、訳者は村上春樹というさり気無く豪華な絵本。本の初めに親しい人やお世話になった人へ一言贈っている事がよくありますが、そこを是非とも見て欲しい。とても...

ただでさえ猫にめろめろなあなたに、更に羽根をお付けしてお薦めしたい可愛い猫達のお話。 作者はゲド戦記のアーシュラ・K・ル=グウィンで、訳者は村上春樹というさり気無く豪華な絵本。本の初めに親しい人やお世話になった人へ一言贈っている事がよくありますが、そこを是非とも見て欲しい。とても素敵な猫好きル=グウィン!と呼ばせて欲しい

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2009/10/04

猫好きにはたまらない一冊。鳥羽差のはえたにゃんこ兄弟が母猫から離れ遠い土地で暮らす物語。絵がまた繊細で美しい上、英語が韻を踏んでいて綺麗。訳したのは村上春樹さんで、子猫のいい間違いを「にんげん→いんげん」など、英語から日本語におきかえるうまさが素敵。続編もいろいろあって、洒落なん...

猫好きにはたまらない一冊。鳥羽差のはえたにゃんこ兄弟が母猫から離れ遠い土地で暮らす物語。絵がまた繊細で美しい上、英語が韻を踏んでいて綺麗。訳したのは村上春樹さんで、子猫のいい間違いを「にんげん→いんげん」など、英語から日本語におきかえるうまさが素敵。続編もいろいろあって、洒落なんかは大人でも十分読める本だと思います。

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