みなみのしまのサンタクロース の商品レビュー

斉藤洋【作】,高畠純【絵】

2013/12/11

南の国のサンタクロースは、花柄のアロハシャツを着ている。
サンダルを履いている。
カンカン帽をかぶっている。
カンガルーが引く荷車でやってくる。
真夏のサンタクロース・・・
なんだか気の引き締まらない、の～ンびりしたイメージ通りの展開。
全く役に立たない、助手のコアラもおもしろい。

平成25年12月3日　2年3組

2012/12/23

トナカイの代わりがカンガルー。赤いコートの代わりにハイビスカスのアロハと麦わら帽子。これが雪のない南の島のサンタクローススタイル。そうだよね、季節が違っても世界中にサンタはやって来るんだもん。その国の人からすれば、定番サンタがピンと来ないよね。
何の役にも立たないどころか困ったヤツのコアラを連れている理由もあたたかい島のおおらかなのんきさを感じられるよ。

2012/06/08

南半球では、クリスマスは夏。
アロハに短パンのサンタがカンガルーのそりに乗って、コアラを助手にプレゼントを配ります。

2011/12/06

斉藤洋ならではの、ユルさ加減が絶妙。
真剣なクリスマス絵本は多いけど、こういうとぼけたのも低学年にはいいのでは。

2011/01/22

2010年12月２年生「アヒルじゃなよ、ウサギだよ　アヒルだってば！ウサギでしょ！」と抱き合わせで読んだ。

2010/12/26

地球の北側が冬の時、南側はあつ～い夏です。だから、南のサンタクロースはだいぶ違います。
赤い海水パンツをはいて、白地に赤いハイビスカスのアロハシャツを着ています。
のりものだってトナカイのそりではなくカンガルーのひく荷車。そして、なぜかコアラが一緒に乗っています。
このコアラくん。まったく役立たず。それどころか、むしろ邪魔なくらいです。
なぜそんなコアラが助手かって？
それはね・・・

南の島のサンタをユーモアたっぷりに描いた絵本。
南国にぴったりの明るい絵とのんびりした雰囲気にリゾート気分全開です。
力の抜けた脱力系で、寒い今だからこそ読みたい１冊。