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霧ふかき宇治の恋(上) の商品レビュー

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23件のお客様レビュー

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田辺聖子さん流の、と…

田辺聖子さん流の、とてもわかりやすく、古典が苦手でもスラスラ読める、光源氏没後の源氏物語です。とても面白く読めました。

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描写、背景等がとても…

描写、背景等がとても忠実に描かれています。これは、源氏が亡くなった後の出来事です。源氏は出てきませんが、子孫たちの苦悩や栄華が描かれています。源氏物語の壮大さすばらしさを感じてください。

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源氏物語の続編、光源…

源氏物語の続編、光源氏の子夕霧、薫が活躍する物語です。

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2023/04/15

「新源氏物語」では帝と桐壺の更衣の物語をカットしていた田辺聖子先生、玉鬘の娘たちと冷泉院の物語をカットせずにオープニングに据えられたのは何故なのでしょう。 「宇治十帖」は、薫の恋と大君の決意(愛より誇りを撰ぶ)の悲しい相剋の物語だと思うので、そこを際立たせるように、ちょい役カット...

「新源氏物語」では帝と桐壺の更衣の物語をカットしていた田辺聖子先生、玉鬘の娘たちと冷泉院の物語をカットせずにオープニングに据えられたのは何故なのでしょう。 「宇治十帖」は、薫の恋と大君の決意(愛より誇りを撰ぶ)の悲しい相剋の物語だと思うので、そこを際立たせるように、ちょい役カットでよかったのでは?と思う私です。 身分より、誇りより、愛を選ぶことができない。なんて悲しいことでしょう。

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2022/01/27

この前読んだ田辺聖子の源氏物語が読みやすかったから、続きのこの宇治十帖も読んでみた。 古典はあんまり好きじゃなかったけど本当に読みやすい。ただ源氏物語でお腹いっぱいになっていた感が…、、 しかし昔の文化ってすごいなあ。今じゃ考えられない事が当たり前だったんだよな。 下巻へ続く 2...

この前読んだ田辺聖子の源氏物語が読みやすかったから、続きのこの宇治十帖も読んでみた。 古典はあんまり好きじゃなかったけど本当に読みやすい。ただ源氏物語でお腹いっぱいになっていた感が…、、 しかし昔の文化ってすごいなあ。今じゃ考えられない事が当たり前だったんだよな。 下巻へ続く 2022/01/27

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2020/10/27

3につづいて読んだが、宇治編は初 1-3に比べると、宇治は地味だけど、やっぱり田辺先生の源氏物語の世界はとても素敵

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2019/10/10

上下巻合わせてのレビュー 光源氏が他界し、その子供や孫たちの代の話。 夕霧は順調に出世し、たくさんの子供たちが成長しているが、 本書では『分別くさく面倒な大人』として描かれている。 本書の中心となるのは、女三の宮と柏木の子である薫と、 明石の姫君の息子である匂宮。 薫と匂宮の恋...

上下巻合わせてのレビュー 光源氏が他界し、その子供や孫たちの代の話。 夕霧は順調に出世し、たくさんの子供たちが成長しているが、 本書では『分別くさく面倒な大人』として描かれている。 本書の中心となるのは、女三の宮と柏木の子である薫と、 明石の姫君の息子である匂宮。 薫と匂宮の恋物語が本書の中核を占める。 それにしても薫の運命の辛さ。 匂宮のような軽薄さが薫にもあれば悩みも少しは軽減されたかもしれないが、几帳面が過ぎる部分で自己の懊悩を深めてしまう。 キーポイントになる女性たちは「八の宮の姫君たち」 いずれにしても、悩める薫が本書の主テーマであろう。

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2019/08/04

田辺聖子さんが亡くなられたので追悼の気持ちで読んでいます。大阪のおばちゃんのイメージが強い方でしたが、作品自体は極めて正当派ですね。上巻は八の宮の姫君たちの物語で、下巻はいよいよ浮舟の物語です。

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2016/12/15

なんだかんだで大君が1番幸せだったんじゃないかなと思う。 結局拒むことが正解となると悲しくなってしまうけど。 薫がどうしようもない。 こういう男が1番たちが悪い。 田辺聖子さんの源氏物語、ようやく読了。 宇治十帖になってからはイライラしながらなんとか読み終える。 源氏や頭中...

なんだかんだで大君が1番幸せだったんじゃないかなと思う。 結局拒むことが正解となると悲しくなってしまうけど。 薫がどうしようもない。 こういう男が1番たちが悪い。 田辺聖子さんの源氏物語、ようやく読了。 宇治十帖になってからはイライラしながらなんとか読み終える。 源氏や頭中将には可愛げがある。 憎たらしいこともあったけど、しょうがないなぁって部分があった。 薫と匂宮にはそれがない。 自分のことばっかり。 その分浮舟は拒み通せてスカッとした。 源氏物語は全体を通して身代わりに…ということが多かった。 イヤになる。 どうして20年前は感動できたんだろ。

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2015/10/06

http://walking-diary.cocolog-nifty.com/honyomi_nikki/2015/10/post-1966.html

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