帰ってきた探偵たち の商品レビュー
日本の推理界を代表す…
日本の推理界を代表する探偵たちが、一冊に集合した。本格推理の巨匠・高木彬光のシリーズ・キャラクター五人の文庫未収録作品だけで編んだ、『五人の探偵たち』の姉妹編。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高木彬光の短篇ミステリ作品集『帰ってきた探偵たち』を読みました。 『五人の探偵たち』に続き、高木彬光の作品です。 -----story------------- 日本の推理界を代表する探偵たちが、一冊に集合した。 法医学博士の天才型探偵・神津恭介、義理と人情の熱血私立探偵・大前田英策、若き捜査検事・霧島三郎、ぐず茂と呼ばれる検事・近松茂道、近松誕生のきっかけとなった検事・遠藤茂道。 本格推理の巨匠・高木彬光のシリーズ・キャラクター五人の文庫未収録作品だけで編んだ、『五人の探偵たち』の姉妹編。 ----------------------- 1991年(平成3年)に刊行された『朱の奇跡-わが愛しき探偵たち』を改題・文庫化した作品で、『五人の探偵たち』の姉妹編です、、、 高木彬光作品の名探偵5人(近松茂道、遠藤茂道、霧島三郎、神津恭介、大前田英策)の文庫未収録作品5篇が収録されています。 ■朱の奇跡 ■殺意の審判 ■妄想の殺人 ■怪盗七面相 ■悪魔の火祭り ■解説 山前譲 出前の寿司を使ったトリックを検事・遠藤茂道が見事に解いてみせる『殺意の審判』がイチバン面白かったですね、 妄想なのか、本気なのか、狂言なのか… プロットが印象的で面白かったのは、検事・霧島三郎モノの『殺意の審判』、 法医学者・神津恭介モノの『怪盗七面相』はジュブナイルっぽい印象ですが、サクッと読めて愉しめた、 相変わらずインパクトが強いのは私立探偵・大前田英策モノ… 『悪魔の火祭り』は青森のねぶたをテーマにした中篇で読み応えがありました。 『五人の探偵たち』よりも、こちらの方が好みの作品が詰まっていましたね。
Posted by
イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387163716.html) (収録作品)怪盗七面相 仮面舞踏会/悪魔の火祭り/妄想の殺人/殺意の審判/朱の奇跡
Posted by
- 1