指揮官と参謀 の商品レビュー
日本軍における指揮官…
日本軍における指揮官と参謀の組合せ13例を解説。「経営者として参謀とどのように会社を作るか学べ」という趣旨であろうが、歴史書としてみた方が面白い。
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名指揮官に名参謀。こ…
名指揮官に名参謀。この2人が揃ってこそ力も発揮される。何も戦争時代に限ったことではないという感じがした。
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太平洋戦争においての指揮官と参謀コンビを盛りだくさん書いてある。 優秀な指揮官、日和見主義の指揮官、逃亡しがちな指揮官などなど。指揮官を支える優秀な参謀、目立ちたがりの参謀などなど、こちらも様々なバリエーションが描かれている。 太平洋戦争の日本軍の中で、どんな人間がどんな考えを...
太平洋戦争においての指揮官と参謀コンビを盛りだくさん書いてある。 優秀な指揮官、日和見主義の指揮官、逃亡しがちな指揮官などなど。指揮官を支える優秀な参謀、目立ちたがりの参謀などなど、こちらも様々なバリエーションが描かれている。 太平洋戦争の日本軍の中で、どんな人間がどんな考えを持ち、どんな行動を起こしてきたのか。普通の戦争ものの本とは違った面から戦争というものを学べる良本。 圧巻は最終章「天皇と大元帥」だ。 昭和天皇が天皇としての側面と日本軍の大元帥との側面を持ち、その二面性がどのように戦局に左右していったかが描かれている。戦時の中の天皇のお考えや発言も時系列に沿って描かれていて、とても興味深かった。 太平洋戦争に造詣の深い半藤一利氏の本。意外と難しくなく読みやすい。 歴史に学ばねば、と常日頃思う知識欲を満たしてくれた。
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歴史は人が作り、人は人との関わり・交わりによって作られていく。人と人との交わりから歴史を見つめるとき、見えてくる昭和史の実態とは?
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先の戦争での指揮官と参謀の組み合わせ、人間関係、好悪の情がどのような影響を及ぼしたのかのエッセイ風の読み物。 しかし、司馬遼太郎がノモンハンを書こうとして「魅力的な人間が一人もいない」と書けなかったように、先の戦争を通して小説の主人公として通用する人物の少なさよ…
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指揮官と参謀コンビの研究。コンビとして立ちまわった結果がどうなったかが書かれていて、読後に色々考えさせられる本。問題の本質が単純でなく、それぞれの生き方考え方が複雑に絡み合ってるが故に、問題解決が一筋縄でいかないということでしょうか。人と人の組み合わせと相性は難しい。戦場でのリー...
指揮官と参謀コンビの研究。コンビとして立ちまわった結果がどうなったかが書かれていて、読後に色々考えさせられる本。問題の本質が単純でなく、それぞれの生き方考え方が複雑に絡み合ってるが故に、問題解決が一筋縄でいかないということでしょうか。人と人の組み合わせと相性は難しい。戦場でのリーダーシップって何なんだろう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ちょっと簡単に書きすぎているのかなと。 でもあえてコンビということで、それはそれでいいのかもしれない。 これを読むと、所詮日本人は日本人、と思ってしまう。 今の世の中ですら、あぁ、日本人だから仕方ないと、と。 昔から変わらないものなのだなぁ。
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組織は独りではできないことを成しとげるためにあるという。が、成し遂げられるものが価値あるものではないことのほうが多い、ということの実例集のように感じた。 現代の組織もこの原則からは逃れられない。
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一組のコンビ事例毎に章立てされており、また、ボリュームも適当で、 さらに文庫サイズということもあって、通勤途中でも読みやすい。 官僚的組織の改革方手法を研究している中で出たった本です。戦前の官僚組織の象徴とも言われる日本軍組織。それに対比して語られる米軍組織。 その中でのリー...
一組のコンビ事例毎に章立てされており、また、ボリュームも適当で、 さらに文庫サイズということもあって、通勤途中でも読みやすい。 官僚的組織の改革方手法を研究している中で出たった本です。戦前の官僚組織の象徴とも言われる日本軍組織。それに対比して語られる米軍組織。 その中でのリーダーやリーダーシップはいかなるものであったか?を学ぼうと思い、この本にたどりつきました。性格の異なる上司部下のコンビはどこの企業・組織でもよく見られるが、自分一人では大きなことは出来ないことが多いですが、自分に持ち得ないものを部下や上司に求め、良いコンビネーションが築かれると、思いもつかぬことが容易にできてしまうことは、かなり恐ろしいことかもしれません。 様々なコンビの事例をから組織はいかにして衰退していくのか?が読み取れるのではないかと思います。ここに書かれている類似事例は、現代組織のなかのいたるところで、まさに目の前で起きていることでもありましょう。特に服部司令官と辻参謀の関係、行動は興味深く印象に残っています。 コンビが作り出した他の何者にも変えられないその場のムード、あるいは、空気といった存在が、様々な意思決定を支配していく様子が描かれています。空気の研究(山本七平)、失敗の本質(戸部良一ほか)とあわせて読まれることをおすすめします。 また、身近なところでは、たとえば職場の何かのプロジェクト。このプロジェクトを成功させるためには、リーダーとサブリーダーの関係が重要。部長と課長、課長と係長などのコンビネーションがとても重要だと思います。プロジェクト達成や職場のミッション達成の成否が左右されるといっても過言ではありません。一度職場でのコンビの研究をされてみては?
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