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十九、二十 の商品レビュー

3.7

58件のお客様レビュー

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2010/01/29

19才になりこの本を読んだ。暗い話だったけれども今この本を読めて良かった。物語の青年にすごく共感しました。

Posted byブクログ

2009/10/04

クサクサ青春譚、と思わせておいてーの なんだか手に負えない感。 う、なんだこれは、、、地味に暗い。 いやでも悲惨続きなわりにひょうひょうとしてるから相対的に暗くないのか? いやでも笑い飛ばすってこともなく。 一層のこと、笑い飛ばして自虐の極に達したほうが、 悲惨さが際立っても...

クサクサ青春譚、と思わせておいてーの なんだか手に負えない感。 う、なんだこれは、、、地味に暗い。 いやでも悲惨続きなわりにひょうひょうとしてるから相対的に暗くないのか? いやでも笑い飛ばすってこともなく。 一層のこと、笑い飛ばして自虐の極に達したほうが、 悲惨さが際立ってもっとおもしろいかもしれんよね。 うーんこれ青春小説じゃないかもね、 だって主人公がなんか青くねえもん。 とにかく原田氏の文章は上手だ。うむうむ

Posted byブクログ

2009/10/04

二十歳が特別な年齢であるのは、体感的な人生の折り返し地点がその辺りだって言うのを、知識として知らなくても身体で感じているからなんだろう。 そんな特別な二十歳直前のみじめな物語。唯一の救いは年齢。 二十歳にスパナは似合わない。 子供の親に対する残酷さよりもその逆の方がずっと性質が...

二十歳が特別な年齢であるのは、体感的な人生の折り返し地点がその辺りだって言うのを、知識として知らなくても身体で感じているからなんだろう。 そんな特別な二十歳直前のみじめな物語。唯一の救いは年齢。 二十歳にスパナは似合わない。 子供の親に対する残酷さよりもその逆の方がずっと性質が悪いと思うのは、私が親で無いからでしょうか。 08.05.07

Posted byブクログ

2009/10/04

原田宗典さんの作品が好きで、読みまくってた時期がありました。 最初はエッセイで、それから小説なんかも読むようになったかな。 これを読んだ高校生の当時は、あまり感情移入できなくて??って所もありました。 でも実際にタイトルの歳(十九、二十)になって読んでみて、主人公の焦燥感とかや...

原田宗典さんの作品が好きで、読みまくってた時期がありました。 最初はエッセイで、それから小説なんかも読むようになったかな。 これを読んだ高校生の当時は、あまり感情移入できなくて??って所もありました。 でも実際にタイトルの歳(十九、二十)になって読んでみて、主人公の焦燥感とかやるせない感じにリアリティを感じるようになったかな。

Posted byブクログ

2009/10/04

おもたい。 息子の金をこっそり盗む父親とか、最低な父親像が描かれていたのが印象的。 この本から何を学んだかは、性病にかかった時の心の持ち方と対処の仕方だと思う。

Posted byブクログ

2009/10/04

二十歳を超えてしまえば、19と20の違いはほとんどないよと言える。しかし10代からするとそこには何かがあり、こちら側とあちら側の世界を隔てる何かがあると感じる。青春小説です。

Posted byブクログ

2009/10/04

自分のその時代を思い出さずにはいられない。大人って…とよく抱いた大人に対する嫌悪感をあの頃よく感じていたことを思い出す。今の自分は嫌な大人を飲み込んで生きてるのかもしれない。 午後の日だまりの電車内で男子学生が読んでいるところを見て、あぁいいタイミングで出会ってるなと思った。

Posted byブクログ

2009/10/04

十九の時に、この本に出会った。 不安に駆られた。 だから ワタシは 家を出た。

Posted byブクログ

2009/10/04

10年前、20歳だった俺が読んだ時はとても胸が痛かった。 今日、30歳で再読した俺に胸の痛みはなく、物悲しさがあった。

Posted byブクログ

2009/10/04

おもしろかった。さくさくとテンポよく読めたし、主人公の年齢が近いことや行動範囲が似通っている所などから、時代背景はきっと違うだろうはずなのにリアルだし、四畳半の畳の、夏の湿気った匂いと、男子学生のよれよれな欲求がにおってきそうな本だった、文章から変な古さを感じなくて、文体がやけに...

おもしろかった。さくさくとテンポよく読めたし、主人公の年齢が近いことや行動範囲が似通っている所などから、時代背景はきっと違うだろうはずなのにリアルだし、四畳半の畳の、夏の湿気った匂いと、男子学生のよれよれな欲求がにおってきそうな本だった、文章から変な古さを感じなくて、文体がやけに垢抜けているんだなあと思った。

Posted byブクログ