巷談 本牧亭 の商品レビュー
この本の主役の一人桃川燕雄という人の描かれ方が先の車谷長吉の本に出てくる立派な人と共通していて興味深い。幸不幸に一喜一憂しない謙らず偉ぶらない態度がこれほどまでに評価されていたのは昭和以前のことなのだろう。
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上野広小路の講談の寄席を舞台に,静かに進んでいく小説です。(平成2年休席) 昭和30年代後半,落語の黄金時代でしたが講談は寂しい時代だったようです。時代と,本人の藝を愛する心が伝わってきます。 直木賞作品なのですが,No Imageですか…。
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