手塚治虫はどこにいる の商品レビュー

夏目房之介【著】

2013/09/30

ものすごく飛ばし読み。ジャングル大帝の絵柄の違いの観察が面白かった。手塚作品の初期を好む人はヤワ、とかなんとかいう意見をどこかで誰かが発表していた覚えがあるけど、私はヤワでもいい、初期の手塚作品の絵柄は好きだな。高野文子が好きなのもそこがルーツかもしれない。

2013/07/16

1992年7月20日2刷、並、カバスレ、帯付
2013年7月6日、伊勢BF

2007年5月1日も購入有

2010/11/16

アトムの悲哀は手塚治虫の悲哀でもあった。
時代の変遷と共に移り変わる描線。
常に現在でありたいと思い続けたひとりの漫画家。

夏目房之介さんの手塚治虫に対する想いが
活字を通してこちらに溢れてくるような、そんな一冊だった。