幸運の子馬 の商品レビュー
ティーン向けの、自身を持って好きなことや憧れ、夢の実現に向けて励むことを後押しする絵本。 絵本にも出てきて、本の表紙についていた、金の子馬のネックレス目当てに買ってもらった本。 その当時、子供だった私が、今、大人になって思うことは、 「技術を会得するのは一朝一夕ではないこと」 ...
ティーン向けの、自身を持って好きなことや憧れ、夢の実現に向けて励むことを後押しする絵本。 絵本にも出てきて、本の表紙についていた、金の子馬のネックレス目当てに買ってもらった本。 その当時、子供だった私が、今、大人になって思うことは、 「技術を会得するのは一朝一夕ではないこと」 「克服には他者の力(親、保護者、師)の力を必要とすること」だった。 いつもと違う馬に乗ることの不安から、その馬の暴走を招き、それに対して恐怖を覚えた主人公。 「怖かったのね」と子供の感情をそのままくみ取り寄り添う母親と、怯えている事に気づく先生の姿は、私にとって理想の保護者像だった。 乗馬の先生が教える、「馬に跨っての体操」は林良博『 バイオセラピー学入門 人と生き物の新しい関係をつくる福祉農学』( http://booklog.jp/item/1/4061537377 )p.228に出てくる図を思い出された。
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