時間の砂(下) の商品レビュー
分散して逃亡劇をつづけるテロリストと修道女たち。危険と疲労のなかで、それぞれに人間関係が築かれ始める……。 テロリストの指導者ハイメとの関係が深まり、かつ重大な秘密を持つメーガンが主人公っぽい流れに。とはいえ、それぞれに特殊な事情を抱える4人の修道女の運命が気になる後半。追って...
分散して逃亡劇をつづけるテロリストと修道女たち。危険と疲労のなかで、それぞれに人間関係が築かれ始める……。 テロリストの指導者ハイメとの関係が深まり、かつ重大な秘密を持つメーガンが主人公っぽい流れに。とはいえ、それぞれに特殊な事情を抱える4人の修道女の運命が気になる後半。追ってくるアコーカ大佐との対決も見どころ。スペインの政治情勢から語られ始めた冒頭に読みにくいかと当初は身構えた本書だが、逃亡劇のスリルとサスペンスが全編にわたって続き、終盤まで一気に読ませる筆力はやはりシェルダンだった。ただ、ラストぎりぎりまでひっぱるハラハラ感も面白かったけど、それぞれの修道女の結末に関してはちょっとどうかなぁと思うところもある。キャラクター的にルチアにMVPをあげたい。
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If someone saves a person's life, the person who helped must take responsibility for the life of the person who was helped. (もし誰かが人の命を...
If someone saves a person's life, the person who helped must take responsibility for the life of the person who was helped. (もし誰かが人の命を助けたら、助けた人間は助けられた人間の一生に責任を持たなくてはいけない)
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シドニィ・シェルダンの作品に、明日があるならではまり、徐々に読み始めたのが、 高校生から大学生のころ 独特のわかりやすい展開が一気に人を作品の世界に巻き込む・・ 1970年代のスペインが舞台 反政府に位置するバスク人と政府の激しい抗争 バスク地下組織のETAのミロ、政府部隊Gお...
シドニィ・シェルダンの作品に、明日があるならではまり、徐々に読み始めたのが、 高校生から大学生のころ 独特のわかりやすい展開が一気に人を作品の世界に巻き込む・・ 1970年代のスペインが舞台 反政府に位置するバスク人と政府の激しい抗争 バスク地下組織のETAのミロ、政府部隊GおEのアコーカ 2人はいつ終わるともわからない抗争のなかにいる。 そんな中、ひょんな展開から修道女とともにミロは逃亡をすることになる 4人の修道女の過去が描かれつつ進むストーリー、あっという間に読み終えてしまう1冊
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スペイン逃亡劇後半。 翻訳本だからか、難しい単語や言い回しがないため、 流れるように読める文章が心地良い。 もう定番となってしまった、 テロリストと修道女のロマンスだが、 無垢な修道女の心に触れ、 テロリストたちの心境に変化が... とかではなく、 恋を通して、それぞれが本当に...
スペイン逃亡劇後半。 翻訳本だからか、難しい単語や言い回しがないため、 流れるように読める文章が心地良い。 もう定番となってしまった、 テロリストと修道女のロマンスだが、 無垢な修道女の心に触れ、 テロリストたちの心境に変化が... とかではなく、 恋を通して、それぞれが本当に守りたいものに気付き、 活動も尻窄まりしていく、というのがスペインらしい。 舞台が違っていたら、前者の展開も見られたのでは。 この物語はフィクションだけれど、 史実に基づいた背景があるからこそ、 地に足を付けて読み込める面白さがある。 大団円の迎え方もとても素敵。
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4人の修道女たちの意外な過去。口封じのため彼女達を必死に追跡するスペイン官憲。米国の巨大企業経営者の重大な秘密をスペインに探す幹部社員。砂のように流れる時間の中で彼らは目的地にむかう。
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俗世から離れ、全てを神に捧げて生きていた4人の修道女。 独立という夢のため、手段を選ばず生きるバスクのカリスマ。 不思議な組み合わせで決行されるスペイン横断。 危険な旅の先に待つのは…? シドニィ・シェルダン長編サスペンス。 *** 物語がどうなっていくのか、ドキドキしな...
俗世から離れ、全てを神に捧げて生きていた4人の修道女。 独立という夢のため、手段を選ばず生きるバスクのカリスマ。 不思議な組み合わせで決行されるスペイン横断。 危険な旅の先に待つのは…? シドニィ・シェルダン長編サスペンス。 *** 物語がどうなっていくのか、ドキドキしながら読みました。 修道女の1人、テレサの人生が辛すぎて悲しかったです。政府の人間、アコーカ大佐も少しかわいそう。 ハッピーエンドとバッドエンドが入り乱れていて気分の沈むところもありましたが、全体楽しんで読めました。
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さすがシドニィ・シェルダンとしか。。 まるで映画を観ているかのようなストーリー展開。 一気読みでした。
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ずっと前に読書トモダチのおっさんにもらった本。 読みだすとムキになるのわかってたから置いておいたのに…。 立て続けのドンデンガエシ技はわかってるからこそ安心できて面白いのかな~<吉本的な…来るってわかるオモシロさ… でもテレサだけは可哀そうでなりません……ひっかかる…。
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