1,800円以上の注文で送料無料

上杉鷹山の経営学 の商品レビュー

4

34件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

経営を立て直すには、…

経営を立て直すには、そこで働く人そのものの気持ちを立て直すことが先決であり、それが火種となって次の火を起こすことができる。という大切さを学べます。

文庫OFF

童門氏の小説版も面白…

童門氏の小説版も面白いのですが、項目ごとにまとまっている分、こちらの方が読みやすいです。上杉鷹山という人物のエッセンスを知りたい方にお勧めです。

文庫OFF

別途小説版もあるが、…

別途小説版もあるが、この本に紹介されているように、時間のない方はこちらを是非一読されると良いでしょう。名君と称されていることに納得。情熱と(正しい)信念が大事であり、それを実行したところに感服。大河ドラマ等にして、取り上げてもらいたい。一読の価値あり。

文庫OFF

「成せば成る、成さね…

「成せば成る、成さねば成らぬ・・・」でおなじみですが、危機に陥ったときのリーダーシップのすごさは現代にも共通するところ大だと思います。

文庫OFF

J・F・ケネディが最…

J・F・ケネディが最も尊敬した日本人・上杉鷹山。江戸中期、危機にあった米沢藩を甦らせた男として最近話題の人の本だが、以外と当たり前のことを行っている。

文庫OFF

藩を立て直したその経…

藩を立て直したその経営手腕は現代にも通じる所があるのでは?小説「上杉鷹山」と共に読むと面白い。

文庫OFF

2023/11/12

あっという間に読み終えてしまったんだけど、小説は別にあるんだね。上杉鷹山という名前は知っていた。概略はわかったと思う。短いだけに、とんとん拍子で進んだように見えるが、実際にはそういうわけじゃじゃないのだろうね。腹心ともいえる人物の裏切りとかもあるわけだし、小説として描かれれば相当...

あっという間に読み終えてしまったんだけど、小説は別にあるんだね。上杉鷹山という名前は知っていた。概略はわかったと思う。短いだけに、とんとん拍子で進んだように見えるが、実際にはそういうわけじゃじゃないのだろうね。腹心ともいえる人物の裏切りとかもあるわけだし、小説として描かれれば相当な葛藤があったのだろう。まぁ現実は、もっとね。もう少し、深く読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2022/07/24

江戸時代、米沢藩の9代目藩主である上杉鷹山(うえすぎ ようざん)の経営思想について書かれた一冊。 ■上杉鷹山とは? 上杉鷹山とは、田沼意次〜松平定信が老中を務めた江戸時代中期に、財政破綻の危機に瀕した米沢藩の藩主を継承した大名。 当時の江戸時代は、士農工商制度による社会であり「...

江戸時代、米沢藩の9代目藩主である上杉鷹山(うえすぎ ようざん)の経営思想について書かれた一冊。 ■上杉鷹山とは? 上杉鷹山とは、田沼意次〜松平定信が老中を務めた江戸時代中期に、財政破綻の危機に瀕した米沢藩の藩主を継承した大名。 当時の江戸時代は、士農工商制度による社会であり「民主主義」という概念・言葉はまだありませんでした。 そんな世の中にあって、上杉鷹山は独自の「民主主義的思想」により政策を展開し、窮地に瀕した米沢藩を救いました。 アメリカのジョンFケネディ元大統領が、『最も尊敬する日本人』として上杉鷹山の名を挙げたことで、日本でも一躍有名になりました。 ■本書の概要 本書は、そんな上杉鷹山がいかにして米沢藩を救ったか、その政策や根底の思想について記した書籍となります。 なお、本書は童門冬二さん著作の歴史小説「上杉鷹山」の解説本的な位置付けの書籍であり、小説を読んだ人にとっては、その振り返りや解釈理解の助けとなります。 物語を進めながら時代背景等の解説も併記されているので、小説を読んだことがない人にとっても、楽しみながら読み進めていくことができます。 ■本書のここが面白い 上杉鷹山の藩政治は、田沼政治と定信政治の変遷の中にあり、これら2つの中央政権との比較がとても面白いです。 田沼意次といえば、賄賂政治。 高度経済成長の裏側で根回し・贈賄による腐敗が進み、政治が混沌を極めました。 かたや、松平定信といえば、寛政の改革。 清廉潔白・質素倹約を重んじた粛清政策により、経済の成長は一気に鈍化しました。 とどのつまり、両政治共に失敗したわけですが、その片隅で、米沢藩は着々と財政改善を重ね、付加価値政策・人材育成において特に大きな成果を残しました。 成功と失敗の違いはなんであったのか? 上杉鷹山の政策は何が素晴らしかったのか? なぜ一介の大名の名声が、異国アメリカの大統領にまで及んだのか? 本書ではそれらの答えが分かるとともに、 武力ではなく経営思想によって大成した稀有な大名のサクセスストーリーを楽しむことができます。 ぜひ読んでみては。

Posted byブクログ

2021/03/07

江戸時代の企業再生ならぬ、藩再生。 経営って結局、金でしょ?とか、 経営する人って何考えてるんだろう? って思っている人には是非ご一読お勧めします。 過ちて改むるに憚ることなかれ 根本に優しさといたわり、思いやり まず気づいた方から自分を改める 書を捨てて町に出よ 大会議の全員...

江戸時代の企業再生ならぬ、藩再生。 経営って結局、金でしょ?とか、 経営する人って何考えてるんだろう? って思っている人には是非ご一読お勧めします。 過ちて改むるに憚ることなかれ 根本に優しさといたわり、思いやり まず気づいた方から自分を改める 書を捨てて町に出よ 大会議の全員ヒアリングからの大決断 泣いて馬謖を斬る など、たった500円で、自分が大切にしたい経営観を学びました。今読み返しても、ああここ、最近怠ってるななど反省します。 ひとつ、そんな立派な鷹山をもってしても、身分の違いからくる「越えられない壁」はあったようです。それについては一度はアプローチしたがその後はとやかくしなかった、と。 社会学でも同様のことは言われており、自分の介護施設での経験を考えても、ここは今、ただ見つめることしか出来ておりません。

Posted byブクログ

2020/07/01

童門冬二先生の講演聴講前に読みました。組織を一つのまとまりとして見るのではなく、一人一人の個人が集まったものとしてとらえる。目的の共有、戦略の伝達、一人一人の納得と共感を促す=経営、という考え方、エピソードがとても参考になりました。連ドラにして欲しい。。。

Posted byブクログ