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英語表現のトレーニング の商品レビュー

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2012/10/21

1990年に出た本。 ISBNは振ってあるが、なんとまだバーコードがついていない! きっとこの本を新古書店に持っていったら・・・とってもらえないだろう。 そんな余談はさておき。 人間関係を調整する表現のことをポライトネスという。 英語表現におけるポライトネスを、具体的な表現例を...

1990年に出た本。 ISBNは振ってあるが、なんとまだバーコードがついていない! きっとこの本を新古書店に持っていったら・・・とってもらえないだろう。 そんな余談はさておき。 人間関係を調整する表現のことをポライトネスという。 英語表現におけるポライトネスを、具体的な表現例をふんだんに示しながら解説した本。 希望や依頼の表現、許可を求める表現、アドバイス、角を立てずに苦情を言うにはなど、新書で「読み物」の体裁をとっているが、内容は実際的・実用的。 単語帳的な体裁にして、日本語から引けるようにしたら、売れるのではないだろうか・・・などと思ってしまう。 リストラを言い渡すなどという場面まである。 表現だけでなく、表現すべき内容(遺憾の意を表明する、なぜ意向に添えないか理由を説明する、代案を提示する)などもあって・・・ これって、今や小学校でさえ教えているアサーションではないか! まだその言葉は本書では使われていないけれども。 英語表現としてアサーションがこんな時期にすでに新書で詳解されていたのだと気づいて、ちょっとびっくり。

Posted byブクログ