食卓のつぶやき の商品レビュー
池波正太郎氏の食べ物、旅行に関するエッセイ集。 池波先生の食のエッセイを読むと、無性にそこに出てきた食事が食べたくなる。 化学調味料に毒されていない、本物の美味しさが、そこにはある。簡単なことなんだよな。 人への気遣い、手間さえ惜しまなければ、美味いものに出逢える。
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池波正太郎がシガニーウィバーのエイリアンについて触れている箇所があり、驚いた。このエッセイは1984年に書かれたもの。自分も同時代を生きていたことに改めて驚く。もっと古い作家だと思い込んでいたため。この人の食べ物の描写はあっさりしているのに、旨そうに感じる。孤独のグルメに似てる質...
池波正太郎がシガニーウィバーのエイリアンについて触れている箇所があり、驚いた。このエッセイは1984年に書かれたもの。自分も同時代を生きていたことに改めて驚く。もっと古い作家だと思い込んでいたため。この人の食べ物の描写はあっさりしているのに、旨そうに感じる。孤独のグルメに似てる質感。
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食と人と人との繋がり、生き方の美学のような物が伝わるエッセイ。 テンポがよく洒落が効いた文章はさすが文豪。冴え渡る語り口の軽妙さと文章の〆の落とし方が洗練されています。 奥様とのやり取りがなんだか楽しい。
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池波さんの食に関するエッセイ。通常著者本やら何かが好きで、エッセイに入っていくのだが、この人の書いた本を少しも読んだことないことが、後悔点。 最初は年代も違うし、金持ちの言うことはわからんな。と思っていたが、少しずつ本書の中に「道」というか「尊敬すべき考え方」を見ることができたと...
池波さんの食に関するエッセイ。通常著者本やら何かが好きで、エッセイに入っていくのだが、この人の書いた本を少しも読んだことないことが、後悔点。 最初は年代も違うし、金持ちの言うことはわからんな。と思っていたが、少しずつ本書の中に「道」というか「尊敬すべき考え方」を見ることができたということは良かった。でも後半まただれてしまい、読みづらい。
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食べ物がなにげに美味しく書かれています。そーすると、夜中でもその料理を食べたくなってしまう原因は、この美味しく楽しい食事を知っている人だからこそだろうナァ
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