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はじめての構造主義 の商品レビュー

4.1

161件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    54

  3. 3つ

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2009/10/04

「構造主義」という言葉すら聞いたことがなかった私ですが、なんとなく理解できました。二回読みましたが。構造主義という「考え方」を理解しておくことは、他の本を理解するのにも重要です。

Posted byブクログ

2009/10/04

古い本ですが、読みやすい本です。 著者が、文化人類学者の名前とリーバイスを間違えた話や遠近法と構造主義の関係についての話があります。 哲学って難しい、社会学って何って言う人にお勧めです。

Posted byブクログ

2009/10/07

たまたまなんか新書でも読もっかなー・・・と思って、手にとったのがこの本でよかった! わかりやすい、おもしろいで、知識欲を刺激してくれる一冊。

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2009/10/04

今さら「はじめての構造主義」ってのもなんですが、やっぱり分かってないので気取ってないで読んでみました。 入門書だけど骨は太いです。いろいろ腑に落ちたので読んで正解。思い切って話を絞りつつ、バックグラウンドの説明は外さないので理解しやすい。「西欧近代の腹の中から生まれながら、西欧近...

今さら「はじめての構造主義」ってのもなんですが、やっぱり分かってないので気取ってないで読んでみました。 入門書だけど骨は太いです。いろいろ腑に落ちたので読んで正解。思い切って話を絞りつつ、バックグラウンドの説明は外さないので理解しやすい。「西欧近代の腹の中から生まれながら、西欧近代を喰い破る」って言い草が好き。西欧の知の大黒柱として数学についてページを割いてるのもGJ。理系の人に読んでもらって感想が聞きたいです。『国家の品格』の人(数学者だよ)はこういう西欧内部の相克に触れずして情緒とか言うから薄っぺらいのだ。最後、この本を読んだ後はポスト構造主義や新しいものに行くのではなく、日本ではろくに揉まれていない「近代」にさかのぼってもいいんでは、という提言には、うわっ、やっぱそうですよねとうなだれてしまいました。

Posted byブクログ

2009/10/04

東工大の橋爪先生が放つ珠玉の1冊。 レヴィ=ストロースの考え方を中心に、構造主義の全体を網羅しようとした意欲作。 イトコにもいろいろあるんだなと感心させられた。

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2009/10/15

なるほど〜、と目からウロコが落ちるような内容でした。「はじめての」と銘打っている割には、読むのは決して簡単ではないと思います。しかし、目に見えないことを学ぶということは、常に難しさが付きまとうものかと思います。 この本では特に、オーストラリアの民族の婚姻クラスの話がなかなか興味...

なるほど〜、と目からウロコが落ちるような内容でした。「はじめての」と銘打っている割には、読むのは決して簡単ではないと思います。しかし、目に見えないことを学ぶということは、常に難しさが付きまとうものかと思います。 この本では特に、オーストラリアの民族の婚姻クラスの話がなかなか興味深かったです。近親相姦はなぜ暗黙の了解として禁止されているのか?真実はともかく、非常に納得できる説明があり、とても感心してしまいました。 今までの思想は西欧中心主義だから、それを「相対化」してしまえば、何か新たな糸口が見つかるんじゃないか。構造主義は、決して古い考え方ではなく、今こそ改めて徹底的に研究しなおしてみる必要があるんじゃないかと実感させられました。

Posted byブクログ

2009/10/04

言語学の授業で紹介されたのだけど、べつの本で「今では古い考え方」と書かれていて読んでません。 でも、どこが今となっては古いのか、とか根本的な考え方を知るためにはやっぱり読んだほうがよさそう。

Posted byブクログ

2009/10/04

その名の通り、構造主義の入門書。哲学、思想の初心者がこれから構造主義とどう向き合っていこうかと考える時、その方向性を定める時、とりあえず読む本。

Posted byブクログ

2009/10/04

「寝ながら学べる構造主義(内田樹 著)」が各論だとすると、この本は構造主義ってどんなの?という総論を教えてくれる。ページ数の関係から各論についての記述はレヴィ・ストロース以外はほとんどないが、それでも構造主義の構造とはなんぞや?という疑問にきちんと答えてくれている、そしてわかりや...

「寝ながら学べる構造主義(内田樹 著)」が各論だとすると、この本は構造主義ってどんなの?という総論を教えてくれる。ページ数の関係から各論についての記述はレヴィ・ストロース以外はほとんどないが、それでも構造主義の構造とはなんぞや?という疑問にきちんと答えてくれている、そしてわかりやすく答えてくれてるのは良いと思う。この本を読まないで「ソシュールの思想」を読んでも多分難しかっただろう。そういう点で、この本は構造主義のスタートに読む本としてふさわしい。また哲学の本だからと言って、数学的思考から、または数学から逃げていない点も評価できる。この本を初めとして、ここからさまざまな著書を読んでいくのが良いだろう。

Posted byブクログ

2009/10/04

これはとてもいい。 わかりにくい構造主義をとてもわかりやすく説明してくれる。 橋爪はこういう本がいいね。

Posted byブクログ