カタカナのえほん の商品レビュー
よくあるカタカナの絵本とは二点異なる点があり、少し特色のある本です。 通常は1ページや見開きで一文字紹介することが多いのですが、この本では各ページで一文字ずつ、見開きで2文字紹介することを、それぞれ2回繰り返します。 更に、表紙絵にもあるようにページに穴を開けて覗かせるちょっと...
よくあるカタカナの絵本とは二点異なる点があり、少し特色のある本です。 通常は1ページや見開きで一文字紹介することが多いのですが、この本では各ページで一文字ずつ、見開きで2文字紹介することを、それぞれ2回繰り返します。 更に、表紙絵にもあるようにページに穴を開けて覗かせるちょっとしたしかけ絵本にして、1回目と2回目の絵に関連性を持たせているのです。 例えば最初は「"ア"ーモンド」と「"イ"ヤリング」。そのイヤリングをしたお姉さんの顔と、"イ"の文字の部分に丸く穴が開けられていて、ページをめくると、「"ア"イスクリーム」と「"イ"ンディアン」。お姉さんはインディアンと化し、さっきの"イ"の部分からは前頁の"ア"が、そしてお姉さんのお顔が除いていたところからは前頁のアーモンドが、アイスクリームの上に載るように覗いています。 絵に色がなく線のみで説明文もやや長めの2文形式なのでやや子ども受けは良くないかもしれませんが、大人のほうが、そうきたか!と思える本です。
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