森田療法 の商品レビュー
あるがまま、という森田療法の基本方針を噛み砕いて説明してくれる、良い本です。作者自身の存在を賭けて放つ言葉〔作者は実際に大変困難な状況におかれて、この本を書かれたようです〕には、只の正論が束になってかかっても敵わない、「伝わる力」があるように感じました。
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難しそうに見えたけどとても読みやすかった。 何かにとらわれてしまった時の日常へのアプローチの仕方がわかりやすい。 何はともあれこの著者が素敵。
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良書。森田療法について書かれてある本を初めて読んだが、これは分かりやすい。というか、難しく文で書かれているとこもあるのだけれども、それがまた真理をついており、グッと心に響く。付箋を用意するか、メモ用紙を用意して読むことをお勧めする。
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神経症について平易に書かれているので理解しやすい。具体的な治療過程についてもっと知りたくなった。筆者自身の個人的なエピソードも良い。
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読了しました。 実践的な内容の本を求めていましたが、概要説明のような本でした。 概要説明でも、なんかピンと来ない印象を受けました。
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とあるブログで紹介されていた 世界との関わり方が変わる10冊のうちの1冊。 神経症をありのままを受け入れることにより、 治療しようとする森田療法の入門書。 「ありのまま」は「したいようにする」のでは無く、 「葛藤や苦悩を受け入れて認めること」だとしている。 坐禅をしていて「足...
とあるブログで紹介されていた 世界との関わり方が変わる10冊のうちの1冊。 神経症をありのままを受け入れることにより、 治療しようとする森田療法の入門書。 「ありのまま」は「したいようにする」のでは無く、 「葛藤や苦悩を受け入れて認めること」だとしている。 坐禅をしていて「足が痛いこれじゃいけない」 と思っていた時は、足が痛くて仕方がなかったが、 「足が痛くても仕方がない」と思ったら、 足の痛みが気にならなくなったのを思い出し、 仏陀の「諸行無常」「諸法非我」「一切皆苦」は 「どうせ何をやっても苦しいから諦めようよ」 というまったく救いのない話では無く、 「苦しみを受け入れれば、救われる」 ということだったのかなと思った。 全身を癌に侵され、視力まで奪われても、 自身を救った思想を伝えようとした著者の生き方が、 その考えを体現しており、凄まじい説得力を感じる。 神経症では無くても、生きる苦しみそのものに 応用が可能な思想を紹介しており、 「嫌われる勇気」の次に読むべき本。
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本自体は古いのだけど、今の時代にも充分通用すると思います。 メンタルヘルスの患者はもちろん、神経質な性格に悩むひとにもすすめられる内容です。
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吃音の治療に使われている認知療法について知りたくて読んでみた。古い本だけど、丁寧に平易な言葉で説明してあって、基本的な考え方がよくわかる。
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この分野に興味があり手に取った。発行は1986年、著者はこれを病床にて口頭でまとめたとのことだが、解説が分かりやすく大変丁寧。文章からは著者の人柄と生への情熱がひしひしと伝わってくる。素晴らしい一冊だった。
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素晴らしい神経質症を克服する実践的な話だった。神経質症だけにかぎらず、ありとあらゆる形の、普通の人の中にも存在する真面目に生きよう、しっかりとしようというような、ごく当たり前の欲求と行動の全てに関する本で、恐れや不安などを取り除こうとせず、あるがままにして、恐れたまま不安なままで...
素晴らしい神経質症を克服する実践的な話だった。神経質症だけにかぎらず、ありとあらゆる形の、普通の人の中にも存在する真面目に生きよう、しっかりとしようというような、ごく当たり前の欲求と行動の全てに関する本で、恐れや不安などを取り除こうとせず、あるがままにして、恐れたまま不安なままで生きていくという大事な生き方のメソッドだと感じた。
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