ニューロマンサー の商品レビュー

ウィリアムギブスン【著】,黒丸尚【訳】

2009/10/04

サイバーパンクの生みの親（と私は思う）W・ギブスンの伝説的作品。全てはここから始まったと思うくらいに圧倒的な影響力を持ったカリスマ的世界観。ネット社会の今こそ、読まずにおられない。

2009/10/04

元祖サイバーパンクであって、元祖電脳空間である有名な作品です。
ルビがつきすぎて目がちかちかしますが、慣れてくれば小気味よい響きになってきます。
正直最初のころはワケワカラン感じではありましたが、展開が進めば理解も進みます。

2009/10/04

ここから始まったんだ。今読み返すと、まるでYMOの『Solid State Survivor』を2004年の今日聞いている様な気恥ずかしさもあるけれど、それもまた乙なもの。結構おセンチだったりも。

2009/10/04

本書によって予言された９０年代は映画Matrix（１９９９）によって、ようやく普遍的なイメージとして結実したという見方もできる。二十一世紀に来るべきものを考え直すという意味でも今一度。

2009/10/04

この作品は図書館に蔵書としてあるのを発見し読んでみた。とにもかくにも世界観を楽しむべきものなんだろうと思う。SFをあまり読まないので分からないが、おそらくSF作品の中でも割と良質な部類に入るんではないだろうか。ただ、情やロマンス、心の機微といったものは重要視されておらず、そういうものを好んで読んでいる僕にとっては多少刺激が強かったと言うのが正直なところ

2009/10/04

独特のルビと訳文に慣れるまではしんどい。しかし、サイバーパンクといえばコレ。20年近くたってマトリックスという形で世間に認められた。

2009/10/04

サイバーパンクと言われた時代のトリガーとなった作品。日本のアニメやSFに多大な影響を与えた作品。古典を抜ける突破口となるであろう。