ソラニン(1) の商品レビュー
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読んでなかったのよね「ソラニン」 空の忍者でソラニン?! 種田と芽衣子の同棲生活。 種田はバンドやってるアルバイターで、 芽衣子は先日会社を辞めたぷー子さん。 生活とか、 友達とか、 恋愛とか、 青春とか、 若者よ、どう生きていくのだこれから! と、 言う感じのお話しかな? ・・・。 種田君は大丈夫なのかしら?
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当時、映画だけはみたことがって、最近まんがを借りてよみました。借りたときに友人から、「種田がなんで自殺したのかわからない」といわれたので、その辺を気にしながら読んでみました。 読んでみたら、種田は自殺しなくてもよかっけど、そうする理由は十分あったかなとも思いました。 映画はやっぱりおしゃれに作られてるせいなのか、まんが版からはずっと暗いお話に感じられました。
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重かった。 かっこいいこといってるのに かっこよく片付けないでギャグ要素をバックに入れてくるのは、いにおさんの一種の作風ですね。 誰かと人生を生きることや、脛をかじってないで、自立して歩んでいく辛さを感じさせられました。 自分はまだまだそういう経験がないですが、いつかどこかに務め...
重かった。 かっこいいこといってるのに かっこよく片付けないでギャグ要素をバックに入れてくるのは、いにおさんの一種の作風ですね。 誰かと人生を生きることや、脛をかじってないで、自立して歩んでいく辛さを感じさせられました。 自分はまだまだそういう経験がないですが、いつかどこかに務めた時読み返してわからなかった感情が理解できるようになるんじゃないかと、思います。 会いたいって言って理由なく会えるのが恋人だね、という言葉を読んだことがありましたが一言であっけなく途切れてしまうのも恋人なんだなと痛感しました。 人生って本当に難しいですね… 染み込む人には滲みつく物語ではないでしょうか。 映画ではどうなってるのか気になりました。
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納得していない日常の中、小さなきっかけで変化が始まる。 退屈な日常から抜け出せば楽しい日々が待っていたかといえばそんなことはなくて。逃げ出した先で新しい不満にぶつかる。人と違うことをする不安。自由の不自由さ。なんとかしようとしてどうにもならなくて・・。 変化は一瞬で、変化の先には日常になってしまう。日常には不満がつきもの。でも少しの希望もある。 芽衣子さんが先に進み、種田も動き出す。種田の音楽への挑戦はけじめをつけるためのものであって、少しの期待はあってもうまくいくとは思っていなかったはず。ソラニンの歌詞は決意そのもの。フリーターでもミュージシャンでもない、種田にとってのつまらない大人になる。過去と決別し、前に進む。目的は芽衣子さんと一緒にいるためだったはずなのに、らしくないなんて言われちゃって。 ゆるい幸せの中でしか成り立つことができない。八方ふさがりな状態は赤信号に突っ込むには十分な動機になる気がする。弱い人間かもしれんけど。 本巻の日常は否定的で、変化につれて生き生きとしていく。変化の先は不幸なものだったけれど、不幸のまま停滞し続けることがないのも日常。
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こーゆー葛藤ってみんなありますよね。 もっと若い時に読んでれば、 もっと本の世界に入り込めたかな。 若者がモラトリアムと夢とで苦しみつつ 恋愛もするハナシ。 「宮崎あおいちゃんで映画化」って知ってから 読んだから、あおいちゃんにしか見えませんでした。 主人公。 ...
こーゆー葛藤ってみんなありますよね。 もっと若い時に読んでれば、 もっと本の世界に入り込めたかな。 若者がモラトリアムと夢とで苦しみつつ 恋愛もするハナシ。 「宮崎あおいちゃんで映画化」って知ってから 読んだから、あおいちゃんにしか見えませんでした。 主人公。 2へ続く。 .
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青臭い。学生の頃の気持ち、社会人になってからの理想と現実のギャップ。焦燥感。埋められない穴にもがく若者たち。大人になるってそういうことなんだ。年を取るにつれて、もがくことを忘れ諦観する。忘れちゃいけないんだ、あの青臭い気持ちを。
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切なすぎて嫌なのに、なぜか何度も読み返してしまう・・・そんなマンガでした。初めて眼鏡男子もいいな、と思いました。
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最高傑作というしかいいようがない。 切なさ、苦しみ、悲しみ、その中にひっそりと潜む幸せ。 今を生きる難しさを痛感する一読必死の傑作。
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高校生のときに買って、雰囲気だけ触るように読んで、「ふーんよくわからん」だったんですが、働くようになって改めて読むと、共感や意見が、むくむく沸いてきて深夜にかじりつくように読みました。下巻も。 個人的にはこれを読むとスピッツの「空も飛べるはず」が頭に流れます。
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とても青臭い。 でも、こういう生活にすごく憧れてる。 みんな、自分の才能は信じられないし現実とか安定性とか考えるしで、結局は無難な道を選ぶ。 堅実で安全で、そんなんじゃん。 私も「大卒」の資格が欲しいから奨学金何百万も借りてバイトして、絵を描く時間潰してまでつまらない...
とても青臭い。 でも、こういう生活にすごく憧れてる。 みんな、自分の才能は信じられないし現実とか安定性とか考えるしで、結局は無難な道を選ぶ。 堅実で安全で、そんなんじゃん。 私も「大卒」の資格が欲しいから奨学金何百万も借りてバイトして、絵を描く時間潰してまでつまらない授業受けてる自分は糞だって 大学入って少しして気付いたんだけど。 なんかこう、なんか。 上手く書けないけどこの感情。 今だからこそ「ソラニン」。 ちなみにこれ、さっき下北沢で買って、電車の中で読んでました。 山の方まで2時間近く、あえて各停で座って。 なんでそんな私的なシチュエーションなんて書いたかというと。 舞台が小田急線の和泉多摩川なんです。たぶん。 記述はないけど、風景やら描写やらがいつも電車の窓から見てるのと同じ。 だからなんか相乗効果みたいなのが。
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