フレッドウォード氏のアヒル(3) の商品レビュー
田舎町に引きこもろうと家政婦の依頼をした作家ケビン・フレッドウォードの所へやって来たのは何とアヒルのローズマリーだった。彼女と触れあうことでケビンは少しずつ変化していく……話の3巻め。 旧友からの手紙で過去に呼び戻されるケビン……なんだけど、それ以外の話の方が印象強い。 シェリ...
田舎町に引きこもろうと家政婦の依頼をした作家ケビン・フレッドウォードの所へやって来たのは何とアヒルのローズマリーだった。彼女と触れあうことでケビンは少しずつ変化していく……話の3巻め。 旧友からの手紙で過去に呼び戻されるケビン……なんだけど、それ以外の話の方が印象強い。 シェリルの幼さはまだ自分の中にもあるから怖いなぁという1話め。 ローズマリーのことが少し染みる2話め? “あなた方人間の 生活を脅かすような 事件はなにも── 何も起きてはいないのです” 気づかないうちに中にある傲慢さを突いてくるような気がします。 そう思うこと自体が傲慢なのかもしれないけど。
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