はるかなる星(文庫版) の商品レビュー

手塚治虫(著者)

2020/11/14

映画化もされたという「ガラスの脳」、さらっとどぎついネタをぶっこんでいる。「グロテスクへの招待」、結構好きかも。そんな海は嫌だけど。タイトル酷い。

2018/02/09

未来の火星。主人公大和路明は電子頭脳に体を乗っ取られてしまう「はるかなる星」。少年利男の弟は前世の記憶を思い出し家出してしまう「0次元の丘」。列車の事故で昏睡状態になる由美。そして17年後、、、人生とは何かを問う「ガラスの脳」。主人公家族を襲う怪現象。弟のヒトシが持つ秘密とは「あかずの教室」。ベトナム戦争時代、四谷仁吉はなぞの少女ジュジュをかくまうが、、、未来の日本の恐ろしさを描く「低俗天使」。主人公雄作がであった少女ネリには恐ろしい秘密があった「グロテスクへの招待」。世界がすべてコンピューターで予測された未来、世田の介はいぶとゆう少女を好きになるがいぶは世界を手にすると予言されていた「ふたりでリンゲルロックを」。教育の本当の意味を問う「奇動館」。大満足の短編集！

2010/04/07

70年代のSF作品を中心とした短編集。電子頭脳の愛を描いた「はるかなる星」、植物人間との愛「ガラスの脳」、トゥオネラの白鳥「0次元の丘」、楳図かずお的ホラー「グロテスクへの招待」、オチが微妙すぎる「ふたりでリンゲル・ロックを」等。

一連の『ザ・クレーター』作品を彷彿させる名作ぞろいです。

2009/10/04

すごい。
悔しいくらいすごい。
「ガラスの脳」が一番すきでした。
久々に読んで、改めて構図やコマ割りやひとつひとつの線に魅入りました。