プラネテス(1) の商品レビュー
友人からのススメで。 久々に、テーマで読んだ漫画。最近はコマと台詞にみる技を読むことが多かった。 宇宙と地球、とインディアンの一人に尋ねたときの言葉に、はっきりとしない安心を覚える。それが一番の印象。
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宇宙兄弟も大好きですが、高校生のときに読んだ時の衝撃。プロポーズのシーンやラストもお気に入り。何だかんだで、家族って良いなぁと思い返せます
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神様みたいのがいるとして たぶん 俺たち人間が嫌いんなんだろうな 自分たちの星の資源をガツガツ食べつくしたあげく レアメタルやらなんやら 宇宙まで来て手前の物みたいな顔で掘り出して おまけにデブリの置き土産ときたもんだ ロコツに「帰れ」って言われてんのに 気づかない迷惑な客なんじゃないかな 「お若い方 あなたは物事をなんでも はっきりさせようとしすぎる」 「宇宙と地球のさかい目ってどのへんだと思う?」 「そりゃ あれだよ 上空熱圏100kmくらいから 急激に大気密度が減って....」 「ん~~~~~ 俺のカンジでは・・・・・・・ ない・・・・・ んだよねさかい目が 無いんだ 世界のさかい目が なんか それでいいと 今は思うよ」
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同僚ちゃんに借してもらった。 シナリオの教科書にタバコ回が出てたので名前だけは知ってた。痛快。 初っぱなの嫁さんエピソードに泣かされた。
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紀伊國屋書店の電子書籍版を購入。 1話1話の核となる設定が面白かったです。 こういった作り方のマンガを久しぶりに読んだなぁ。 なんとなく、これから話が大きな流れに飲み込まれていく気配を感じますが、どうでしょうか? 多分、1巻のような話を描き続けるのはネタ出し的にもきついと思うので、大きなストーリーに乗っかって進んでく形式に移行するのではないかと。 2巻もすぐ買うと思います。
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近未来、本当にやってきそうな未来がココにある。素晴らしい伏線を散りばめた物語。秋の夜長にオススメの一冊。
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最終巻、最終話に全部詰まってる。 愛と神について悩み、宇宙に戻らないとした元飛行士の神父と、ロケット技術者ロックスミスとの対話 「神が愛というならば、人間は神になるべきだ」。 その同時刻、木星に到達したハチ達は、タナベ、家族、仲間らへの思慕を再確認し、 「人間は愛する事をやめられない。」というコメントを、地球へいる人類へ向けて放つ。 4巻ととても少ないですが、綺麗に素敵に終わり、また中身も濃いので我慢できる。
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*えり* 宇宙のゴミ拾い屋さんのお話。 宇宙の空気を感じました。 描写力が凄いなアと感動。 心に残る言葉が多かったです。 アニメも素晴らしかった!
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結局作者の伝えたいことは300度位ジャンルの異なるヴィンランドサガと同じだと思う。 しかしそれが何なのかは現状うまく消化できない。なかなか考えさせるマンガ。 なんとなくこれから1年海外暮らしをする身としては消化しておいた方がいいような・・
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モラトリアムを絵に書いたような青年の悩みと苦悩から、著者なりの一つの答えが導き出されている。オトナになるということ、子供の気持ちを持ち続けること、志と愛の対比が秀逸に表現されていると思う。主人公は自分一人閉じこもり独立した個であり続けようとする、自分の中にある夢とか欲望とかを全て...
モラトリアムを絵に書いたような青年の悩みと苦悩から、著者なりの一つの答えが導き出されている。オトナになるということ、子供の気持ちを持ち続けること、志と愛の対比が秀逸に表現されていると思う。主人公は自分一人閉じこもり独立した個であり続けようとする、自分の中にある夢とか欲望とかを全て自分一人で抱え込んで進んでいこうとする、がしかし、「愛すること」の力を、ただ家族を守ることとか、子どもを育てることとか、理屈の世界では発見出来ない何かを主人公はやがて見つけ出す。 ところで幸村誠の描く女性キャラは非常に魅力的で包容力がある。連載中のヴィンランド・サガは戦争メインだから女性キャラの出番が少なくて残念だが、やがてトルフィンにもこの作品の主人公のように、男一人では気付けない何かを気づかせてくれる女が現れるのではないかと思う。その場合本作品とかなりかぶってしまうが、それは幸村誠の世界だけでなく青年期の男が成長のために出会う真理なのかもしれない。男の人生には女がいないと乗り越えられない壁が設けられているのかもしれない。幸村誠にとっては、それは真理であり、それを綺麗に表現しているのがこの作品だ。 残念な点は話の流れが早くダイジェスト版を読んでいるようだということ、中身は濃いのだが、展開が早過ぎる。もっとじっくりと書いて欲しかったというのが本音。
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